次回研究定例会のお知らせ

前回第83回研究例会では、「補習授業校を理解する①」と題して現在米国を中心に世界57か国・1地域に約220校あり、現地校・インター校などに在籍する2.5万人もの日本にルーツを持つ児童・生徒が国語(日本語)、算数・数学などを中心に学んでいる補習校の概要について、実際の体験者の声や具体的な事例、保護者の会のアンケート結果、校長経験者の報告を通して学ぶ機会を持ちました。

今回はその第2弾として、前回どちらかと言えば発題者からの話を聞くことでほぼ時間が終了し、ご参会の皆様からのご質問やご意見、ご感想をしっかり伺うことが出来ず、より細かな実態、また多様な有り様などについて活発にお話ししていただく事が出来なかったことを踏まえ、そのことを主眼に例会を持つことに致しました。具体的には Zoom のグループに分かれてのオンライン会議の機能を利用して小グループに分かれてご参会の皆様に気軽にご発言頂きます。小グループ終了後各グループから全体にレポートして頂き、質問や協議内容を共有する形で実施いたします。

補習校には帰国後の備えとして学習する子ども達、永住予定ではあるがルーツとしての日本語・文化を学ぶ子ども達などが多様な動機と在り方を持って在籍していますが、いずれにしても複眼的視野を持って将来日本と世界を繋ぐ架け橋となる子ども達を育てる大切な機関です。多数の皆様にご参会頂ければ幸いです。

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また、海外在住・帰国にあたって、あるいは帰国後のいろいろな悩みや問題を抱えておられる方がおられると思います。本会の国内外の多様なネットワークから叡智を集め、適切な助言ができればと、相談のためのフォームを現在検討中です。

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帰国子女教育を考える会 事務局
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