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パワーアップした3年生

カーニバルは今年で3度目となる3年生は、「できるかぎり自分たちだけで考え、実行し、やり切ること」を目標に、サンドイッチ・ピザパン・ぜんざいを作りました。担任はヘルプを生徒から求められたときはサポートしますが、今回のカーニバルでは、生徒たちがほとんど全てのことを自分たちの力で実施しました。

話し合い、そして試作の段階から、それぞれの班で調理、販売、食材選びなどで意見が食い違ったり、またイメージやシミュレーションの不足に、生徒によっては「吐きそうになるまで」悩むこともありました。その折のホームルームでは、「全員で情報を共有すること」「リーダー任せにせず、一人ひとりが率先して自分から動くこと」を担任から伝えました。そして、ホームルームや放課後に繰り返し話し合いを重ね、準備をした結果、カーニバル当日、一番最初に調理・販売準備をきっちり終えたのが3年生!さすがの最高学年らしさを見せてくれました。その後も大きな失敗やトラブルもなく、お客様に喜んでもらえ、無事完売することができました。

お互いをよく理解している3年生だからこそ乗り越えられることもたくさんあり、シフトの微妙な調整や情報の共有、時間配分などはリーダー・サブリーダーを中心に行いました。1,2年生の時を考えると、自ら率先して仕事を探し、指示を出し、思いやり助け合う姿に、格段のパワーアップを感じました。

7期生最後のカーニバル、クラス一丸となって乗り越えることが出来ました。この経験を忘れず、卒業公演へと向かいます。

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 <生徒感想>

・始まるまで心配事が多くて早く終わってしまえばいいのにと思っていたけれど、いざ終わってしまうとなんだか寂しさを感じる。大人数で一つのことをやっていると色々と面倒なことも生じてしまうけど、それに対して皆で試行錯誤をした時間は、とても充実していたなと思った。

・いつも話し合いの場で仕切りそうになるのを抑え、基本的にはリーダーに任せられるようになった。

・最後のカーニバルということもあり、話し合いの時点でいつもより気合が入っていました。

・昨年に比べると、自分自身も含め自分で考えて動ける人が増えたと思った。

 

 

***** 在籍の7割が不登校経験者の学校 *****  

大阪YMCA国際専門学校高等課程 表現・コミュニケーション学科