2013/3/06人と関わる

今日、一人の体験の生徒が来てくれました。

とっても緊張していることや不安がたくさんなんだなぁということが分かりました。

それでも、時間が経つにつれて表情は柔らかくなり、自分から人と関わろうと動く様子がわかりました。

 

言葉を出すことが苦手な生徒だったので、直接声をかけることはありませんでしたが、同じ空間に入り、一緒に話しを聞いて笑ったりする姿から、彼の思いが伝わってきました。

 

コミュニケーションでは言葉は必須ですが、言葉がなくても「仲間に入れて」と表現できるんだなぁと思いました。

心の温かさや、優しさも言葉だけでは伝わらない。同じことなんだろうなぁと思います。

 

言葉は、使い方によっては人を傷つけたり不快にさせる武器ともなります。

自分のことだけを一方的に話すこと。

心を傷つける言葉を発すること。

 

中には、そんな関わりかたでしか表現できない人もいます。

適切な表現、適切な関わり方を、生徒同士で気付いてもらえることが一番素敵な方法なんだと思います。

上手な関わり方をしてくれたのは、在籍生。自然と彼を受け入れてくれていた在籍生たちの成長にも嬉しく思った一日でした。