2024年度 自立支援セミナーのご報告

今年度の自立支援セミナーは、2月1日㈯~16日㈰にオンラインで開催しました。

2024年度自立案内スライド.png

今回のセミナーは、『発達に課題がある子どもの家族サポート~保護者・支援者ができること~』というテーマで、竹田契一先生(大阪教育大学名誉教授)、高山恵子先生(ハーティック研究所所長)を講師にお迎えしました。

IMG_0623.PNG

竹田先生は、『保護者として知っておきたい子どもとの関わり方』というテーマで、発達障害の特性や関わり方、発達障害等に関する最新のトピックまで、詳しくお話しくださいました。
IMG_0624.PNG
高山先生からは、『支援者として知っておきたい家族サポート』というテーマで、親子の支援に必要な知識として、ストレスやセルフエスティームについての考え方、子どもの行動理解のために必要な特性の捉え方、さらにSOSを出せる子どもを育てるためのポイントまで幅広くお話しくださいました。
受講した方からは、
●発達の時期により気づく視点が変わること、担任もできる簡単な支援法など具体的にわかりやすく教えていただきありがたかったです。
●保護者自身の感情やストレスにも目を向けて対応するという基本的な姿勢について、その大切さを改めて感じました。
 また、それぞれの子どもたちの強みと苦手なところを本人が理解して、対応を考えていくメタ認知を伸ばすという関わりを丁寧に行う必要があるということを実践していきたいと思いました。
●2Eについてのお話や神経伝達物質のお話を缶バッチなどでわかりやすく教えていただいたのは良かったです。漫画とかキャラクターにすると誰でも難しい話がすっと入ってくるのがわかりました。
●障がいを持つ子どもへの支援として、全てをサポートしてあげることが良いわけではなく子ども自身が自分で出来ることと出来ないことを知るため不十分なところのサポートをしてあげることが必要だと学んだ。また子どもにとって安全基地や自分から助けを求める力が重要であることをとても感じた。

など、多数のご感想をいただきました。

今回も、多くの方にお申し込み・ご視聴いただき、ありがとうございました。

次回は8月に発達障害支援セミナーを開催予定です。