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2月 全体礼拝
2月 全体礼拝
聖書 マルコによる福音書 第1章 16節~20節
「イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、『わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう』と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。」
岡村先生のお話
「今回の聖書の箇所は、漁師たちのお話です。
漁師たちは今日も明日も魚を取る仕事をしていました。ぐるぐる同じ生活を送っていたことでしょう。大漁の日には大喜びし、雨や嵐で漁に出られない日は儲けのない、そんな一喜一憂する日々でした。ここにでてくる「網」は、得意な技術や彼らの生活を成り立たせる仕事を象徴するものです。網がなければ、漁はできません。そんな大切なものを捨てて、シモンたちはイエスに従ったのです。
職業を表す英語にvocationという言葉があります。この語源はvocalです。バンドの中で歌を歌う人をボーカルと言います。ボーカルとは【呼ぶ】という意味を持っています。ドイツ語では職業をべルーフと言いますが、やはりこれも【呼ぶ】という意味なのです。神様から呼ばれ、それに従って道を歩むということは、目的に向かって歩むということです。神様の計画があって、目的地があるのです。」
3年生にとって最後の全体礼拝でした。彼らの将来が神様の計画の中にあり、神様の声に従って歩むものであることを、願い祈ったひと時となりました。