大阪YMCAでは今月、2月28日(水)のピンクシャツデーに向けて、いじめ・嫌がらせ・セクシュアルマイノリティを含めたさまざまな差別を考える・意識する1ヶ月としております。
さっそく、2月1日に英語科教員のペトラ先生が、ピンクシャツを着て出勤。1日中授業を実施してくださりました。
学校に限らず、一般社会において、いじめや差別問題をすぐに解決すること、問題とみなす線引きも、難しいものです。
それでも、関心を持ち続けて、一度に全ての解決ができなくても、少しずつ改善に向けて意識を高める、取り組むことを続けていきたいと思います。
一人でも多くの人が、安心して暮らせる世の中になることを心から祈ります。
2月28日(水)ピンクシャツデーとは??
2007年、カナダの学生2名から始まった世界的ないじめ反対運動。ピンク色のポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。
それを聞いた先輩2人が50枚のピンクシャツを購入。インターネットで「明日、一緒に学校でピンクシャツを着よう」と呼びかけました。
翌日の学校では、呼びかけに賛同した数百名の生徒がピンクのシャツや小物を身につけて登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。
このエピソードは、SNSなどで世界中に広まり、今では70カ国以上でいじめに反対する活動が行われております。
カナダでこの出来事が起きたのが、2月の最終水曜日でした。私たちは、2月の最終水曜日に、いじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す1日としております。
