ウェルカムスピーチ

４月６日に行われた入学礼拝では、在校生代表として２年生の生徒が新1年生に向けてウェルカムスピーチをし、

そのスピーチでは彼らの成長した姿を見せてくれました。

そんな彼らのスピーチの一部がこちらです。

＜スピーチ＞

ご入学おめでとうございます。

今、期待や緊張や不安、それぞれに色々な気持ちを持っていると思いますが、

やはり不安な気持ちを抱えている方が多いのではないでしょうか。

少し私の話をさせて頂くと、実際に私も入学当時は不安に思う事が多々ありました。

中でも、ネイティブの先生の授業についていけるのか、というのが私にとって一番の不安な点でした。

そしていざ授業を受けてみると、英語を話したいという気持ちはありましたが、今まで直接ネイティブの方に関わる機会が無かった私にとっては、とても大変でした。

今でも正直大変です。しかし、授業中や外国人の方々と交流する機会で伝えたい事がうまく伝わらなかったりと、その度に悔しくなり、“よし、頑張ろう。”と気合が入りました。

分からない部分は、先生や周りの友達が丁寧にサポートしてくれました。

優しいクラスメイトばかりで、毎日楽しくて、今考えるとそこまで不安に思う事はなかったのかな、と思います。

そして、IHSには６つのスクールモットーがあります。

実際に私もこの６つから色々な大切な事を沢山学びました。

授業で世界のニュースについて知る機会や、難民について知る機会もありました。

私はそういった授業やスクールモットーに、考え方を大きく変えられました。

視野も以前より広くなりました。

色々と言ってきましたが、１年間を通して、私が今ハッキリと言える事は、

IHSは本当に温かい学校です。何に対してもですが、特に生徒に温かいなあ、と感じました。それぞれの生徒の言葉、意見を大切にしてくれました。それぞれの個性を尊重してくれます。

私たち２年生もIHSの様に温かく１年生を迎える事ができたらなと思います。

最後に、このIHSという学校は、他の学校に比べて自由な学校です。

その点は長所であると思います。しかし、意味をはき違えると短所になってしまうのではないかなと思います。１年間は本当にあっという間でした。これから楽しい行事がたくさんあります。自由な所を長所にして、今を大切に、噛みしめて一緒に高校生活をを存分に楽しみましょう。