3年生 紀泉キャンプ
2025年(令和7年)6月5日(木)から6日(金)にかけて、私たち3年生は、大阪府泉南市の紀泉わいわい村へオーバーナイトキャンプに行ってまいりました。
紀泉わいわい村は、大阪府と和歌山県の県境、金剛生駒紀泉国定公園内の山間部にあり、豊かな自然と昔ながらの日本家屋がとても素敵な野営場です。
日程の2日間を通して、初夏の陽気のようなさわやかな青空の天気に恵まれ、安定した環境のもとでキャンプが開催されたことに、神さまからの恵みを思わずにいられません。
進路や最終学年としてのまとめの重要な時期に直面し、充実の一方で忙しく気ぜわしい日々を送っている私たちにとって、ゆったりとした時間やのどかな場所は、まさに私たちに今、最も必要なものではないか、ということで、「スローライフで自己を見つめ直す」を私たち共通の目標にして、今回のキャンプはスタートしました。
紀泉わいわい村に到着し、昼食の時間を終えるとすぐに、わいわい村の豊かな緑や川の流れに駆け出したり、マシュマロを好きなように焼いたりなど、それぞれに楽しむ姿がみられました。
最初のプログラムは、5つのチームに分かれてのウォークラリーです。チェックポイントには、わいわい村の素敵な秘密(?)やあっと驚くミッションも課せられて、普段の生活では出会わないような発見がいろいろできました。
夕方からは、自分たちが泊まる日本家屋の竈(かまど)で、昔ながらのご飯炊きとカレー作りをしました。役割分担や時間配分など、さすが3年生と思わせるほどの手際のよさ、そして、何といっても全てのグループが、大変クオリティーの高い、それはおいしいカレーライスを完成させることができました!味も頑張りも、本当に素晴らしかったです!
夜のプログラム、カウンシルファイヤーでは、クラス全員で円座になり、3年間を共に過ごした仲間たちへの思いを、一人ひとり自分の言葉、時には動きで表現し、温かく分かち合うことができました。
翌朝、2日目も早朝から青空が広がる、心地よい気候に恵まれました。
2日目最初のプログラムは、今回のキャンプのCommittee(委員会)が主催の、チーム対抗の絵描きゲームで大変盛り上がりました!あっと驚くようなユニークなアイディアや表現力に、一同で拍手喝采という場面もありました。
いよいよキャンプの最後を飾るのは、生徒もスタッフも心待ちにしていた(!)ピザ作りです。1人1枚、思い思いのトッピングで、まるでUFOのような(?)窯で焼く過程は、本当に面白く、わくわくするものでした。焼きあがると、もっちりふわふわ、出来立てのおいしいピザを夢中にほおばる私たちでした。
ゆったりとしたタイムテーブルの中で、お互いが自分らしく過ごせた2日間は、一人ひとりにも、仲間同士でも、きっととても深くしっかりとした経験となり、これから切り開いていく新しい道への礎となっていくでしょう。