夏休みボランティア研修-有機農業-

農業1.JPGここ大阪YMCAインターナショナルハイスクールの長い夏休みを有意義に過ごせるように、夏休み中もいろいろなプログラムが用意されています。その中のひとつが「有機農業キャンプ」です。
大阪府の北部、能勢町にある有機農業を実践している農家にお世話になり、作業を手伝うというユニークな研修です。お世話していただいたのは、「脱サラ」ならぬ「卒サラ」をし、大有研(大阪府有機農業研究会)を立ち上げた有機農家の尾崎零さん。知る人ぞ知る、この道30年の有機農家の方です。3泊4日の研修中、日中は畑でさまざまな農作業をし、夜は有機農業や環境問題に関するレクチャーを受けるという充実した内容になっています。その中で、生徒たちは自分たちの生活に直結する「食」、そして「地球環境」について自然と学んでいきます。夏休みのうちのほんの数日ですが、生徒たちはかけがえのない体験ができたようです。それでは、生徒たちの感想のほんの一部ですが、どうぞご覧ください。
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農業2.JPG「はじめは気が進みませんでしたが(農家の人と話すうちに)私の、農業に対する考え方が少しずつ変わってきました。」「最後に振り返ってみると、楽しいことばかりで帰りたくないと思ってしまいました。」
「畑で食べたトマトの味は格別で、普通のトマトが食べられなくなりました。」「本当の意味で環境に良いとはどういう意味なのか、これから先もずっと考え続けていきたいです」
「今回の農業体験を通して、改めて農業の大変さを知りました。単純な作業を朝早くから一日中続け、これを仕事として毎年毎年続けると思うと心の底からすごいと感じました。食の安全のために裏ではものすごい重労働があることを知った。」
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