YMCAはいろんな活動を行なっている組織ですが、世界各国にあるYMCAの存在から、
「国際的な活動を行なっている組織」
こんな印象を抱いている人もきっと多いはず。
この夏にも様々なインターナショナルなプログラムが待っています。
2005年7月、梅雨の訪れと共にここIHSにもインターナショナルなお客さんをお迎えしました。
お迎えしたのは、カナダYMCAに所属する現地高校生たち。カルガリーからやってきた彼らとIHS生で交流のひと時を過ごしました。
まずは、ゲームで緊張した空気をほぐした後、現地高校生によるカルガリーの街の様子のプレゼンテーション、そして宝塚市にある寺院「清荒神清澄寺」へ探索ツアーと、帰って来る頃にはすっかり打ち解けて友達になった様子でした。
ところで彼らはこれから「愛知万博」を訪れるそうです。
Have a nice trip!
世界のYMCA
http://www.ymcajapan.org/04_03.html
●カナダ現地高校生によるプレゼンテーション●

●お土産に国旗をいただきました●
●IHS生感想●
例年よりも遅れた梅雨の日の7月11日、私は他のIHS生と共に、たくさんの椅子が並べられた部屋で、カナダから来た高校生たちを迎えた。
それまで2年間をドイツで過ごし、この春からIHSに編入した私にとって、今回このようなボランティアへの参加は初めてであった。
帰国してからは、様々な国の人々と毎日顔を合わせていた生活は一変し、すべてが慌しくすぎてゆく日本の生活の中に再び慣れ始めた自分に複雑な気持ちでいた私は、国際交流を深めるというその内容に心ひかれて参加を決意したのである。
まず初めに午前中は、お互いの緊張を和らげるため、自己紹介の後にいくつかのゲームをしたり、カナダの生活を紹介したスライドショーを見たりして過ごした。その中でも、同じIHS生が提案した、名前を覚えるゲームは、お互いに聞き慣れない名前を苦労して覚えることで、初対面の私たちの緊張をほぐれ、とても楽しむことができた。
残念ながら雨は降り続いていたが、その午後はグループに分かれ、宝塚にあるお寺と書の美術館に彼らを案内した。目的地では勿論だが、その道中でも日本のものすべてに驚いたり感心したりする彼らの様子が、どこか初めてドイツへ渡った際の自分と重なるような気持ちがして、私は、自分のできる限りに日本を伝えたいと強く感じた。彼らが教えてくれたカナダの様子もまた私の“知りたい”心をさらに膨らませてくれた。
私の英語をゆっくりと聞いてくれた彼らと過ごした1日はとても充実していて、私自身も楽しむことができた。同時にいつか以前の友達にも今回のように大阪を案内してあげたいと強く感じた。また、このような機会があればぜひ参加してみたいと思っている。