デンマーク・エクスチェンジ・プログラム     ~渡航編~

2年生が12月2日(月)〜12日(木)まで、デンマークに滞在し、提携校のEIS(Eisbjerghus International Efterskole)の学生と交流しました。滞在中はEISの生徒と共に寮生活をし、週末はホームステイをしました。アクティビティーだけでなく寝食を共にすることで、異文化体験だけでなく、今まで培ってきた英語力を試すチャンスにもなりました。

今年のテーマは「妖怪・Youkai」です。近年日本でも疫病から守る妖怪として「アマビエ」なども流行しました。妖怪は昔から化学が発達していない時代背景と共に災害や病気など当時の人が理解しがたいものを妖怪の仕業として理解しました。

デンマークには妖怪ではなく、妖精として家の守り神の「ニッセ」がとても有名です。自分の妖怪マスクを作成したり、妖怪ウォッチダンスをみんなで踊ったり。「妖怪・Youkai」という視点から各国の文化を共有し考えを深めました。

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初めての寮生活でデンマーク生と同じ部屋で過ごすことにドキドキしたり、シャワールームの作りが日本とは全く違うことに驚きながら試行錯誤して異文体験を楽しむ姿も見られました。

自由時間にはビリヤードやバスケ、ボードゲームで一緒に遊ぶなど日に日に仲が深まりました。

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週末のホームステイでは約3日間バディーのお家に滞在しました。IHS生と離れることに不安もありました。しかし、その不安もみんなで共有してから出発したことで、IHS2年生全員で支え合うことができました。

ホームステイ中はクリスマスディナーを楽しんだり、チボリ公園などに出かけたり、バディーが通っていた小学校を訪問し、現地の小学生に日本のことについて紹介した生徒もいました。

ホームステイを終え、寮に戻った生徒たちは、ホームステイを終えた達成感と尽きない思い出話で大興奮でした。たった数日でしたが、確実に大きく成長した姿が見られました。

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2025年1月には10日間、デンマーク生が日本に滞在します。

また会える!という楽しみの声や、デンマーク滞在を楽しませてもらったから、今度は日本を楽しんでもらいたいと着々と準備を進める生徒もいるようです。

日本での交流も良い学びの時間になることを楽しみにしています。

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