野遊びクラブ2月例会・雪遊びキャンプ(箱館山)
2月10日~11日の1泊2日、滋賀県高島郡にある箱館山にて、野遊びクラブ2月例会・雪遊びキャンプを実施しました。雪不足が心配されましたが、たくさんの雪、そして晴天に恵まれて楽しく雪遊びを行うことができました。
【1日目】
朝、梅田に集合し、バスで約2時間かけて箱館山に向かいます。
バスの中ではリーダーと楽しくゲームをしつつ、お昼前には宿に到着しました。
昼食をしっかりとり、スキーウエアに着替え、さあ、雪遊びに出発です。
箱館山スキー場には大きなゴンドラに乗って向かいます。そのため、メンバーのテンションも最高潮に!
どんどん景色が変わり、いつの間にか雪景色に...。
山頂に到着したら、雪遊びができる場所に移動し、リーダーから雪遊びの内容や約束の説明を聞きます。
さあ、雪遊び開始です。大人気のソリでは長い距離を風を切りながら声を上げて滑っていました。
1人で滑るより2人で滑る方がスピードも増して、楽しさも共有できると知り、リーダーに誘いのことばをかけ、滑るメンバーもいました。コミュニケーションのよい練習ですね。
どうしたらまっすぐ速く滑れるかを研究した結果...
こうした試行錯誤や想像力を大切にしたいですね。
その他にもまと当て、宝探し、雪だるま作りなどを楽しみました。
あっという間に雪遊びの時間も終わり、宿に帰って冷えた体をお風呂でじっくり温めたら、今度は夕食のお鍋で体の中を温めます。
お宿の夕食は雪遊びキャンプ恒例の「寄せ鍋」です。これが食べたくて参加するメンバーもいるほどです。
今年はグループでお鍋を作っていくことにも挑戦です。リーダーに段取りを教えてもらいながらおいしいお鍋ができましたね。
最後は雑炊まで堪能し、お腹も満たされていました。
夕食の後はお楽しみ会としてみんなでゲームを楽しみ、その後に2月のお誕生日会を行いました。
【2日目】
おはようございます。2日目が始まりました。朝ご飯をしっかり食べて、身支度を整えたらスキー場に出発です。
昨日と同じようにゴンドラに乗っていると、メンバーが昨日とは違う何かに気づき、「あっ...」
夜の間に雪がたくさん降り続き、木々が雪化粧をしていました。
雪に覆われた木々に野生のシカ、そして雲、とても幻想的な景色にずっと外を眺めていました。
さあ、スキー場に到着です。昨日以上に積雪があり、メンバーも「ふかふかだ!」とその違いに気づいていました。
昨日以上にスピードが出るソリ。滑っては登ってを繰り返し、何度も挑戦していました。
一生懸命、創作して作っていた作品の名前は「部長のイス」。
こちらは「固くて壊れない頑丈なイス」。作品の出来にご満悦です。
たくさん雪遊びを行った後は、宿に帰り、昼食を食べ、2日間の振り返りをして帰路につきました。
1泊2日、大きなケガもなく、無事に雪遊びキャンプを終えることができました。日頃経験できない体験は子どもの心に深く残り、生活力だけでなく、心の豊かさや人生の楽しさに繋がります。このような非日常体験や余暇活動の充実を今後も子どもたちに提供していきたいと思います。たくさんのご参加、ありがとうございました。
このキャンプは野遊びリーダーが子どもたちの安全や楽しく活動できることを願って時間をかけて準備してくれました。キャンプ中も夜遅い時間まで、子どもたちへの伝え方や接し方を振り返り、翌日にいかせるように話し合いました。リーダーの皆さん、お疲れ様でした。そして、いつも温かく迎えてくださり、おいしいお食事を用意してくださった宿舎「やまげん」の皆様、ありがとうございました。