楽よみ体験レッスン:2025夏
今年もサマープログラム恒例の「楽よみ」体験レッスンを開催しました。
「楽よみ」は、楽しみながら読解力や言語表現力の向上を目指すプログラムです。
速読とは違い、目のトレーニングは少しだけ。そのとき、その瞬間に感じたことや湧いてきた思いをアウトプットする練習が中心です。
次々と出される質問に直感で答えたり、その時に集えた仲間との会話を楽しみながら、脳を活性化。
「書く」「話す」「脳トレ」を組み合わせたレッスンを通して右脳と左脳の両方を鍛えます。
<まずは 自己紹介>
すきなもの/ことが「思い付かない...10分、考えさせて?」
→ このプログラムでは、直感を大事にします(⌒∇⌒) なので、なんでもOK。今、思い付く「すきなこと」は?
→ 寝ること♪ ((2秒で思い付きましたね))
日頃、"考え"過ぎている私たち。緊張していると特に、"正しい答え"を探して悩みがちです。
ときには、リラックスして、自分の気持ちを出してみることも許されるということを、感じてもらえたのではないでしょうか。
<本読みタイム>×2回
読む姿勢は自由です。自分が心地よいと思う体制でOK。
好きな本を持ってきていた皆さん。1回目も2回目も、真剣に読んでいました。
<アウトプット>×2回
書いた内容・感想・読んでみて/書いてみて思ったこと。
内容は忘れても大丈夫。読書で感じたこと、今 感じていること を書く時間です。
・1回目には<書けない>の5文字だったメンバーは(その気持ちを書けたことだけでも素晴らしいですが)、脳トレ後の2回目には自分がびっくりしたことを選んで書けました♪
・1回目と2回目の本を変えたメンバーは、それぞれ内容に沿った感想を発表。書いた文を読みながら、文章を分かりやすく言い直すこともできていました。
・3分では書ききれなかった思いを、発表時に熱く語っていたメンバーも。自分は作文とか感想文がとっても苦手だったけれど、この方法だとたった3分でこんなに書き始められた(なんと130字越え)...と喜びを伝えていました。
・難しい本を分かりやすく紹介してくれた高校生は、大人顔負けの190字。中でも「面白かったのは...」と、聞いている小学生も思わず惹きこまれる語り口でした。
正解は無く、自分のペースで行う"楽よみ"ならではのスタイルで、この短い時間に、メンバーそれぞれの成長が見られました。
<脳トレゲーム>
順に、それまでに出た単語を全て繰り返しながら、次に思い付くことばをすぐに言う「連想記憶ゲーム」では、聞く力・集中力・記憶力・イメージ力が鍛えられ、自分では思いつかなかった連想をするメンバーの意見を聞いて柔軟性が養われます。
「ぼく覚えるの苦手...」と不安そうだったメンバーも、楽しく挑戦するうちに 11個も覚えていましたね。
Q&A:次々と出されるお題から思い付くことを5秒以内に答える、直観力を鍛えるゲームです。
・ふわふわな.../丸い.../四角い.../星形の.../白い.../オレンジの.../赤い...ものと言えば?
・ほっとできるのはどんなとき? 今、やりたいことは? 10年後には何をしていると思う?
考える時間が短いからこそ、ふと思い付いて言ってしまった自分の答えに笑ってしまう場面がたくさんありました。
フラッシュカード:5秒・3秒・1秒でパッと見たものをどれだけ覚えているか、「せ~の!」で思い出して言う課題でした。
最初は5秒見ても思い出せなかったメンバーたちも、最後は1秒見ただけで3個以上言えていましたね。
脳は鍛えることができるという実感が得られたかもしれません。
<おまけ:休憩タイム>
10分休憩は、頑張った脳を休めるリラックスタイム
机で囲まれたマットの上や自分の机の前で、本を読み続けるメンバー。
風船は割れたらコワイから嫌だな...と言いながらも、年下のメンバーに付き合ってあげる優しいお兄さん。
素敵な空間&時間が流れていました♪
<感想>
参加者のアンケートより:全員、参加して... まぁ良かった~良かった!/ また...受けてもいい~受けたい! でした。
理由:
・楽しかったし、もっと書きたかったから。
・本を読むことは楽しかったから、よし。/面白かった。
・これからさき楽よみに参加していったら、今、自分に足りないことに気づける気がして。
・とにかくやっていて楽しい気持ちになって、とても良かったなと思った。
・普段、家とか学校とかでやらないことをやったから、とても楽しかったし、また来たいと思った。
・楽しかった。成長したと思う。強くなったりした(←気持ちの持ちようの話かもしれません)
・本当にすごく面白かったし、読解力もついて良かった。
(...実際は、トレーニングとして積み重ねが必要です。ただ、そう感じてくれたことは嬉しいです)
「継続は力なり」と言います。
日々の生活の中で、これらの要素を取り入れていただいて、また、ぜひ、ご参加ください。