鉄道の旅:和歌山へ(2026年度 サマープログラム)
2026年度サポートクラス、サマープログラム「鉄道の旅:和歌山へ」の報告です。
今回は、小学4~6年生の鉄道・お城好きの子どもたち5名での旅となりました。
<8月4日(火)>
土佐堀会館にて、事前の顔合わせを行いました。
まずは自己紹介。「自分の好きなもの」を発表してもらいました。お気に入りのNゲージや鉄道グッズ、旅先で集めた人形などを持ち寄り、一生懸命紹介していました。
続いて"鉄道の旅クイズ"。今回の旅のコースに合わせた、鉄道・お城・動物にまつわる問題です。さすが鉄道好きのみんな、電車に関する問題はお手の物で、マニアックな補足説明まで飛び出すなど、楽しい時間となりました。
最後に、当日の流れとルールの確認です。みんなで楽しく安全に過ごせるよう、荷物の管理や電車内でのマナー、水分補給の大切さなど、気をつけるポイントを自分たちで考え、しっかり共有することができました。

<8月20日(木)>
いよいよ、待ちにまった鉄道の旅当日です。天気もとてもよく、一安心。みんな暑さ対策もばっちりでした。旅のルールを確認して、いざ出発です。


まずは阪堺電車に乗って、天王寺駅前駅から浜寺駅前駅へ向かいました。お待ちかねの路面電車です。
少し当初の予定から変更し、我孫子道駅で乗り換えるルートに。電車の中では、すれ違う電車を撮影したり、これまでに撮影した自慢の電車の写真を見せ合ったり、電車を通して、自然と会話が弾みます。
反対車線にレトロでかわいい駅舎を発見。すると、メンバーの一人が「文化財だよ」と。(すごい知識です!)
乗り換えのため我孫子道駅でいったん下車します。早速、路面電車の撮影会が始まり、みんな思い思いに写真を撮影していました。阪堺電車には赤、青、黄色などカラフルな車両があり、見ているだけでもワクワクします。

浜寺駅前駅で、南海電車に乗り換えます。一人ずつ自分の切符を買いました。6年生が下級生にやさしく買い方を教えてあげる頼もしい姿も見られました。
和歌山市駅行きの電車を待つ間、コバトレリーダーからサプライズプレゼント!大人世代には懐かしい「硬券(昔の固い切符)」がみんなに配られました。自分が生まれる前の切符を手に、子どもたちは興味津々です。


南海浜寺公園駅を出発し、泉大津駅で空港急行、さらに泉佐野駅で普通電車へ乗り換えました(特急サザンに乗る予定からの変更となりましたが、ハプニングも旅の醍醐味です)。 車窓から見える海やお城、電車庫、通過していく様々な車両など、乗っていても降りても見どころがいっぱいです。「カメラの電池がなくなりそう...」と、早くも心配の声が聞こえてきます。


和歌山市駅からはバスを利用し、いざ和歌山城公園へ。
緑と歴史が調和した、とても心地よい空間が広がっていました。強い日差しが照りつける中、日傘をさしたりこまめに水分補給をしたりと、暑さ対策をしながら公園内を散策。全国的にも珍しい斜めに架かる廊下橋「御橋廊下(おはしろうか)」を渡り、情緒あふれる「紅葉渓庭園(もみじだに庭園)」を巡りました。


そして、待ちに待ったお昼ごはん。和歌山城へ続く坂道の途中、見晴らしが良く風が通り抜ける木陰でお弁当を広げました。心地よい風を感じながら、ゆったりとした時間を過ごします。食後は売店で冷たいジュースやかき氷を食べて、ひと休み。

パワーをチャージした後は、いよいよ和歌山城天守閣へ! 最上階からの景観はまさに絶景。和歌山市街はもちろん、紀ノ川や遠くの淡路島まで見渡せる360度の大パノラマに大感動でした。そこからは少し急ぎ足で展示を見学し、和歌山城公園動物園へ向かいます。



動物園では、餌やり体験に挑戦しました。それぞれ餌のニンジンを購入し、アルパカ、ヤギ、ヒツジ、馬にあげていきます。「みんなに食べさせてあげないと...」と、ニンジンの配分を考える子どもたちのやさしい姿に、心が温まりました。


動物園を後にして、いよいよ帰路へ。JR和歌山駅から紀州路快速に乗り、天王寺駅を目指します。
一日中歩き回って疲れているかと思いきや、電車を見るなりテンションアップ!撮影会が始まります。"パンダくろしお"や和歌山電鐵の"うめ星電車"を見ることができました。
帰りの車内でも、紀州路快速と関空快速の連結シーンを見たり、車窓を眺めながら電車談義を交わしたり。気づけばもう天王寺駅。あっという間の一日でした。


家族と離れて過ごす中、切符の買い方を教え合ったり、電車内でのマナーを注意しあったり、水筒の置き忘れやカメラの充電切れといった思わぬハプニングを体験したり――。
短い旅の中にも、子どもたちにとってはたくさんの経験がありました。大人から見れば何気ないことかもしれませんが、その一つひとつが大切な"学び"であり、これからの成長へ繋がっていくのだと感じています。
ご参加いただいた皆さん、そして温かく送り出してくださったご家族の皆様、本当にありがとうございました。


