<インターナショナルスクール通信 大阪ＹＭＣＡ ＩＨＳ>
２０１０年１０月２日の土曜日に大阪市各地でベイ＆リバーサイドパーティOSAKA 2010が行われました。福島区・此花区・西区・港区・大正区・住之江区の６区を船で結び、地域・企業・団体みんなで作っていくイベントです。
このベイ＆リバーサイドパーティ（通称ベリパ）には昨年度から大阪ＹＭＣＡもかかわっており、生徒も舟運ガイドとしてクルーズ船に乗り込み、マイクを片手に安治川の両岸にある色々な施設やそれにまつわる大阪市の歴史を説明しました。
水運で栄えた大阪という街を象徴するように多くの歴史がいたるところに名を残しています。普段大阪で過ごしながらも知らないことばかりで、今回ボランティアガイドをすることでまた一つ大阪が身近になったようです。今回のクルーズはユニバーサルシティポート（ユニバーサルスタジオ横）から中央卸売市場までの約20分のものです。運河の跡や巨大な水門など川から眺めることではじめて知る大阪もたくさんありました。
本番当日、ＹＭＣＡボランティアの工藤さん、大村さんからの説明に真剣に耳を傾ける生徒たち。練習はしてきましたが、実際に船からの景色を見るのは本番が初めてです。
始まる前は不安でも、お客さんを前にするとかえって肝がすわるのでしょうか。淡々と落ち着いてアナウンスをこなすことが出来ました。
難しい漢字や地名の読み方も一つ一つ頭に入れて、何回も繰り返して練習した成果が見られました。最後にはお客さんからの拍手に少し照れくさそうにしていました。
自分の番が終わり、ようやくほっと一息。船上では大きく広がる晴れた空とさわやかな風を感じることができました。両側の景色もようやくゆっくりと眺めることが出来ました。