夏期英語/環境ボランティア研修 in New Zealand 4

研修参加生徒レポート

 ホームステイの写真と参加生徒が書いた感想です。

1年生女子

私は初めてNZでホームステイをした。初めてのNZ、初めてのホームステイ、私は緊張していながらもとてもワクワクしていたのを覚えている。Host motherのjillと初対面して学校から家までの約5分間私は緊張してほとんど何も話せなかった。会話は全部英語で、とても不安だったがjillは私にわかりやすい英語で話しかけてくれ、不安と緊張が一気にほどけた。

普段大阪という都会にすんでいて気づかないことが沢山あったと思う。まずロトルアの人々は夜はほとんど7時には家にいて必ず家族全員で1つのテーブルを囲み会話をしながら晩御飯を食べるということだ。それは普段私たちが忘れかけている大切なことなんだと改めて実感できた。NZに来て次の日はhostと過ごす日だったのでjillが車でロトルアの街に連れて行ってくれた。ロトルアは沢山の温泉が湧き出ていて街中硫黄の匂いがするのだと教えてくれた。NZの人々はとてもフレンドリーで目があっただけでニコッとしたり、ウィンクしたり、すれちがっただけでHiと言ったり、とても素敵なことだと思ったし他人に興味がない最近の日本人は情けないなと思った。日本の方が街や技術は発展していてもNZの人々は日本人に足りないものをたくさん持っている。

1年生女子

 ニュージーランドに着き、バスで目的地まで行くと、すでにホストファミリーたちが迎えに来ていました。私は、どの人が自分のホストファミリーなのかわくわくしてきました。そこで気付いたことは、ニュージーランドは、いろんな人種の人がいる、ということです。だから、ニュージーランドでは先住民の人々、そして、後から入ってきた移民の人々などが、それぞれ共存している国だと知り、とても驚きました。

1年生女子

   昼休みにはバディの子に会いました。とても優しい子で、6人ほど友達を紹介してくれましたが、1人の名前も覚えられず、翌日聞こうと思っていたものの火曜日の昼休みにはバディに出会えなかったので誰の名前もわからないままになってしまいました。彼女たちとはその後も話すことはありませんでしたが、せっかくきたのにコミュニケーションをとらないのももったいないと思ったので、初歸とJPCの生徒さんたちにFacebookをやってるか質問し回りました。みんな、日本人とは違ってとても快く話してくれて、中には喜んでその場にいない自分の友達の名前を書いてくれる子もいました。AKB48の前田敦子にすごく似ているフィリピン人の女の子に出会ったときはすごく感動しました。

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1年生女子

  マウリについて今回は中心的に学んできました、その中で一番印象に残ったのがセイコさんがバスで教えてくれたがひとつの有名なストーリーです、それを少し書こうと思います。

舞台はモコイアアイランドで昔まだマウリの人々しか住んでいないころ、その時マウリにはいろんな部族がいました。そのある部族の王子様とある部族のお姫様がいました、部族が違うので一緒にはなれない運命だったのですが、しかしこの二人は恋に落ちました

男のほうの人はモコイアアイランドに住んでおり名前はツタネカイという若者で、その湖の対岸に住んでいたのは女のほうで名前はヒネモアといいます、部族が違うから絶対には一緒になれない、しかしどうしても会いたいということでヒネモアはいまのロトルア湖を泳いでツタネカイが住んでいるモコイアアイランドに渡りました、あまりにも寒かったのでその体をモコイアアイランドに沸いている温泉で温めたという説があります。そのことをうたった歌がポカレカレ(多分)といいます。

2年生女子

 (ホストマザーの)Ruthには感謝の気持ちで一杯でした。でも自分の英語力ではその全てを伝えきれなくて、抱きしめられながらありがとうを何度も繰り返しました。彼女はいつも、私たちがありがとうと言う度"My pleasure."と言ってくれて、最後もやっぱりそう言って抱きしめてくれました。

この二週間で、私は色んなことを学びました。挨拶の大切さや、感謝の大切さ、何といっても自分の意思を相手に伝えること。それら全てを英語で伝えるのは本当に難しいものだし、相手の言ったことを理解するのは大変だったけれど、英語で会話が成立するのはとても気持ちのいいものでした。

 今回、もっと英語を勉強しよう、もっと話せる様になりたいと改めて思いました。次に外国に行った時に日本でいるのと同じくらい自分のことを伝えられる様になりたいです。今回の研修に参加してよかったと思います。

2年生男子

  の日はファーム体験でした。日本では出来ないこと、出来てもやらないであろう体験が色々できました。産まれたての仔牛がとっても可愛かったです。牛以外にも馬などたくさんの動物がいました。すごかったのが大規模な牛の乳しぼり。何百の牛が移動している

のは迫力がありました。しぼりたての牛乳も飲むことが出来ました。とっても貴重な体験が出来た1日でした。

おもったんだけどニュージーの空はめっちゃ綺麗。ファームも思っていたより楽しかったです。

 3年女子

  8月29日ホストマザーに学校まで送ってもらいウエルカムの儀式に参加しました。マオリクラスの生徒たちや先生がマオリ語で歌を歌ってくれたり話などをしてくれました。鼻と鼻をくっつけて挨拶するマオリの独特な文化も真似してやってみて、マオリ文化を肌で感じることができました。ウエルカムが終わった後ESOLの授業をうけました。担当の先生は気さくで優しくとても良い先生でした。昼休みになって今日はバディの子と一緒に昼ごはんを食べる日でした。2人きりになると何を話していいかわからず、あまり話をできなかったのが少し後悔しました。午後の授業はマオリクラスの授業でした。あやとりのクラスだったのですが、生徒たちのあやとりの上手さに驚きました。私も何回も挑戦したのですが簡単なものしかできず、難しいのは作ることができませんでした。さきちゃんと、よやが手遊びを前にでてやってくれてマオリクラスの生徒たちも興味深々できいてくれてたのしい授業でした。

 3年生女子

  私は英語を勉強し始めて、おおよそ3年程が経って、気付きました。話す気のない人に英語は話せないと言うことです。去年の研修旅行ではホームステイ先に、1つ上の学年の人と一緒にホームステイしました。ホストファミリーとは英語で話しても、家でも学校でも日本人が隣に居るとなると、ついつい日本語を話していました。ホストマザーと3人でいるときは、友達と日本語で話した後、伝えたいことを出来るだけ手早くホストファミリーに英語で伝えていました。この時、たぶん英語を話そうという気がなかったのだと思います。後から考えてみれば、すごく失礼だったなと思います。どこの国に行っても、自分の国の人と母国語以外で話すことは、ほとんど無いと思います。でも、一緒に行動してくれるその国の人にとっては、何を話しているかわからない上に、その場に居るだけという退屈な時間を過ごすわけであるので、不愉快になるのは当然だと思います。

 今年は少し違いました。ホームステイ先に一人で滞在していたから、というのと、7歳の女の子との会話でした。一人でホームステイするということは、必然的に英語しか喋れない環境に居るわけで、日本語は通じないので家で日本語は一切話しませんでした。となると、最初は全く話せないし、ホストファミリーの言っている事すらよくわかっていなかったのに、最後のほうは伝えたいことがちゃんと伝わるようになって、ホストファミリーが言っている事もちゃんと理解できるようになっていました。

 3年生男子

  午後のタウランガ散策は、日曜日ということもあり、店などがほぼ閉まっており、あまりこれといった見る場所が無かった。アイスクリーム屋など、日曜に閉めてどうするのだというような場所も閉まっており、その辺りに日本とのライフスタイルの違いを感じた。日曜日に店の多くが閉まっているということは、日曜日に開けておかなくても別に大丈夫だということである。日曜日に開けておかなくても大丈夫だということは、日曜日以外の日にお客さんがよく来るということであり、ということは別に日曜日でなくてもお客さんは店へ行く時間があるということである。つまりは、あまりせかせかした生活を送っていない、ということではないのだろうか。ということを自分なりに考えてみて(この考えが合っているのかどうかはわからない)日本との違いを実感した。

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