サタデークラブ"のぞみ"11月例会：とさぼりカーニバル

１１月１日（土）に開催されました「とさぼりカーニバル」におきましては、保護者のみなさまのご支援、ご協力をいただき、誠にありがとうございました。

メンバーたちの熱意と協力が至るところに光る素晴らしいカーニバルとなりました。

コロタコ８号（たこ焼き屋）の出店につきましては、204食を販売することができました。
今回、のぞみのコロタコ８号店で得たカーニバルの収益金は、大阪YMCAクリスマス献金として活用されます。クリスマス献金は、さまざまな国際協力、地域社会への支援のために、YMCAと多くのボランティアが共に企画、実施するプログラムや活動を支えるための基金です。

みなさまにカーニバルでのぞみメンバーが得た大きな成長の様子をお伝えしたいと思います。
今回のコロタコ８号店は、「挑戦」の連続でした。
メンバーがカーニバルという大きな舞台で、主体的に企画・運営を経験し、成功体験を積み重ねることを最大の目標としてスタートしました。

これまでの例会の活動を通してメンバー間でたくさんの議論を重ねてきました。「どんなお店にする？」「何を売る？」「お店の名前は？」「味は？？」最初は意見がまとまらないことや、店名を決める時に多数決をしても同数で戸惑うこともありました。
しかし、メンバーたちは「お客様に喜んでもらいたい」「お客さんがたくさんくるといいな」という共通の目標がしっかりとありました。

そして迎えたカーニバル当日。
３班にわかれての活動です。どの班でも臨機応変なチームワークをみせていました。
メンバーたちの「頑張ろう！」という気迫は、準備期間とは比べ物にならないほど高まっていました。

受付担当のメンバーは、お客様からオーダーを間違いなく聞き取ることができるように、丁寧に対応できるようにと、少しの合間をみて接客の台詞を考えていたメンバーもいました。
レジ担当のメンバーは、お釣りを間違わないように換算表を見ながら計算ミスをしないように落ち着いて対応していました。お客様と目線を合わせ、丁寧にお釣りを渡す姿は、まさにプロの店員でした。

調理担当の生徒たちは、均一な焼き加減を目指し、黙々とたこ焼きをひっくり返していました。同じ作業の繰り返しに飽きることなく、お客様の列を見ては「混んできたから落ち着いていこう」とメンバー間で声かけをしている姿もみられました。
ソーストッピング担当は、受付からきた注文票をみつつ「これは全のせ！！」「これは青のりいらないよ」「これは全抜きであってる？」など声かけをして確かめながら対応していました。
商品の受け渡し担当は「お客様！お待たせいたしました」という声かけと笑顔で対応することができていました。
また、少しお客様が減ったと思ったときは、メンバー間で呼び込み担当を決めて、メニュー表を手に、笑顔で大きな声を出していました。その一生懸命な姿に、多くのお客様が足を止めてくださいました。

今年は、サタデークラブ"ひかり"のメンバーも看板づくりに力を貸してくれました。
そのお礼として無料交換券を１０月にお渡ししていました。その交換券を1ヵ月間大切に保管し、カーニバル当日に持ってきてくれたこと、作った看板を見に来てくれたこと、のぞみメンバーもリーダーたちも本当にうれしかったです。

カーニバルが終わると、皆でお店の部屋を元の教室に戻しました。後片付けも大切な活動の一つでした。

そして、コロタコ８号の売上はなんと...58,550円という素晴らしい数字になりました。メンバーたちは、この売上を知った時、「やった！！」「すげー！！」という喜びの声を上げるとともに、言葉にできない充実感で顔を輝かせていました。
今回のカーニバルでの出店を通して「仲間と協力する喜び」を感じてくれたとおもいます。

日頃から温かく見守り、のぞみの例会活動にもご協力くださった保護者の皆様のお力添えあってのことと、心より感謝申し上げます。

今後とも、メンバーたちに自分の「できる！」を増やし、協力していく楽しさを感じてほしいと思います。

次回の例会は、１２月１３日（土）です。今年最後の例会活動です。

元気にみなさんとお会いできることを、リーダーたちは楽しみにしています。