イベント
スタッフ野外研修 in 六甲山
7月4日、雨の予報とは異なり、六甲山は雲間から青空が広がり、雨上がりのひんやりした空気に包まれていました。
池のほとりのアジサイが満開を向かえ、彩り鮮やかにスタッフを出迎えてくれました。
さて、サポートクラスでは夏休み、遠足やキャンプなど、色々なプログラムを実施します。引率するスタッフも館外での安全を再認識するため、そしてスキルアップのため、色々な形で研修を実施しています。
今回は夏のキャンプにむけての野外料理研修を六甲山YMCAにて行いました。
一言で野外料理といっても色々なポイントがあります。衛生管理はもちろんのこと、様々な環境下での火つけ、器具の扱い方など、安全に、なおかつ楽しく子ども達と活動するためにはスタッフの十分な知識と気持ちの余裕が大切です。野外は実際に経験して得ることが多いです。今日は夏のキャンプで実際に作る野外料理の定番、カレーライスを作りました。
まずは火おこし。昨日の雨でかまども木も湿っていて、環境的には悪条件なため、すんなり火はついてくれず、スタッフも地道に火と向き合いました。
木の組み方、風の通り道、炎の向き、それらを確認しながら扇いでいくと・・・
ほら、飯ごうにピンポイントで炎が当たりました!! ホッと一安心!
こちらはカレー作り。
沸騰するまでは強火で! ルウを入れてからは火をおとしていきましょう!
野外料理ではスタッフも子どもも長袖に長ズボン、軍手を着用します。研修ではスタッフも見本となるよう、その辺も確認しました。
さあ、ようやく完成!
ご飯はちょっと固めでしたね。でもおいしそう!
弱火で煮込んだカレーもおいしそう。
こちらはちょっと難しいことにチャレンジ。
小さいお鍋にピンポイントで炎を当てる、なかなかの腕前! 扇ぎ方にも注意をはらいます。
さあ、料理も完成したところで、いただきます!!
六甲山の自然豊かな中、鳥の声とせせらぎを聞きながら、おいしくいただきました。
野外料理は奥が深いですね。何度やっても新たな発見があります。
大坂YMCAでは7月18日を安全の日として、スタッフや子ども達が『安全』について考える日としています。今年の夏も子ども達が水の事故やケガなく、安全に楽しく過ごすことができますように。スキルアップと同時に、そんな想いを再確認した1日でした。
ご協力いただきました六甲山YMCAの皆様、ありがとうございました。