お知らせ

大阪ＹＭＣＡでは、この夏、被災者支援の様々なキャンプを行っています。

その中のひとつ、被災地の発達障害の子ども達と家族を招待する
「六甲山親子キャンプ」には、
サポートクラスと表現・コミュニケーション学科（大阪ＹＭＣＡ国際専門学校）の
スタッフ・リーダーが中心に準備を行っています。
対象は仙台ＹＭＣＡコミュニティスクール（発達障害児）の
子どもとその家族で10家族29名の方が参加されます。


参加者の中には、自宅が半壊・全壊の方もおられ、
現在避難所暮らしの方もいらっしゃいます。
避難所暮らしで乳児をかかえておられる方は
「赤ちゃんがずっと緊張している。ほっとしたい」、
他の方も「地震以降、ますます注意力が散漫になり、気になっています」
「春休み以降、大人の都合で子どもに我慢をさせている。心を開放させたい」
とキャンプへの期待を伺っています。


1日目の夜には専門家による親のグリーフ・ワークの時間を設け、
大人の心も開放されることを願います。
参加者みんながほっとできる楽しいキャンプになるように
現在、全身全霊をかけて準備を行っております。
「楽しいことは罪障感を越える」ということを祈りつつ。

                             ↓仙台ＹＭＣＡ（画像）

サッカーリーダーも、専門学校生も、幼稚園の保護者も
障害のある子ども達も、みんな家族のように暖かい空間に
満ちあふれているＹＭＣＡでした。