てくてくクラス

小学１年生のあるクラス、紙芝居を通じて話を聞く課題をしました。物語は「犯人をさがせ！」　　
手がかりは犯人の影や服の特徴、指紋の模様などです。視知覚を取り入れた参加型の紙芝居です。

課題が終わって講師が「みんなの指を見てごらん。さっき言っていた指紋が見えるよ。」　
子ども達は指をじっくり見てみるとさっき、紙芝居に描かれていた指紋が・・・！
子ども：「わぁ、すごい。本物だ。」
子ども：「先生、この線は（手のひらの線）？」
子ども：「先生、ここにも線が！」　みんな自分の見慣れた手に興味津々。
中には「先生、指紋なんてないやん。」と手の甲から自分の爪を一生懸命眺めている子も。
講師：「こっちじゃないよ。ほら！」と手のひらの方を向けてあげました。
 

普段、あまり意識しない手のひらもクラスの課題を通じて学ぶと、また違った視点からの学びになります。自分の身体に興味を持つことはボディーイメージにもつながります。色々な体験を見て触れて感じていきましょうね。