大阪YMCAサポートクラス

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2019年度 わんぱく遠足(アクアライナーと造幣局)

810() 夏、真っ只中。今年はアクアライナーに乗って造幣局に行きました。

外でお弁当を食べるには暑さが厳しい季節なため、まずはYMCA館内でグループのメンバーとリーダーとの交流タイムです。食べることを忘れるほどおしゃべりに夢中になっていたメンバーもいましたが、必要なときには皆しっかりと注意を向けることができました。

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遠足の一番の目標である『仲間との楽しい時間』を経験することに加え、今回ならではの企画『水上と地上と地下での感じ方の違い』を意識することと、『小銭マスター』になることをミッションとして、いざ出発! 

出発直前には、外を歩くときに気をつけることも確認しました。

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快晴の中、熱中症にならないように日陰を選んで歩きました。

この大きな影は...と見上げると駅前のホテル。「うわっ、高~い! 上が見えない~」との声が聞こえます。

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道端の銅像に興味を持ち、石板を読もうとするメンバーも。

目に入るもの、聞こえる音、いろいろな情報を共有できるのが遠足の良いところです。もちろん時々、お茶を一口。暑さ対策も意識しました。

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アクアライナーの着港を興味深々で見つめていたメンバーたちです。しっかり並んで「お願いします」と乗船しました。

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水上の気持ちよい空気と心地よい揺れを感じながら、眺めを写真に収めたりアナウンスを聞いて左右の景色を確かめたり、時にはクイズに答えたりしていました。

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OAP港から造幣局へは川沿いのすてきな遊歩道です。乗ってきたアクアライナーやしぶきを上げて川を走るジェットスキー、格好いい大きな船に向かって手を振るメンバーたち。

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思い思いに道端を探索し、「見て!」と樹液の塊を指さすメンバーがいれば、その木にしがみついてセミになるメンバーも。 

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セミの抜け殻を何度も見つけてご満悦。そして、そっと幹に戻してあげていました。とても上手にセミを捕まえて、その後すっと逃がしているメンバーもいました。

本当にこどもは遊びを見つける天才です。

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疲れたときには自然と並んで一休み...。遠足らしいひとときを堪能していたメンバーたちです。

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少し不思議な雰囲気のある螺旋(らせん)階段を上ると、造幣局です。見える風景も空気も切り替わりました。

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造幣局では、門に隠れている「大」の文字を見つけたり、クイズラリーに答えたり...。やり方や答えの場所が分からないメンバーに教えてあげる上級生の姿が頼もしい。

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また、夏休みの宿題のために自分で資料を集めたり、体験コーナーでお金の分別器に感動したり、千両箱や100円白銅貨4000枚入りの袋を持ち上げようと奮闘したり...。

学びの機会をフル活用する姿が見られました。

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帰りも暑い中を歩きます。100円自動販売機が次々と出てくる中、ちょっと迷って「次の販売機で買う」と自分なりに考える姿も。

今日は何本買ってもOK。ただし、「3本目以降はお茶(麦茶がお勧め)か水のみ」というルールを守って、お茶を買ったメンバーの一人が、「あ~!オレ、緑茶は苦手やった!」とがっかり。 よく見て、落ち着いて選ぶことの大切さを実感する機会となっていました。

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普段はカードで通ることが多い電車の改札ですが、今回はあえて自分で切符を買ってみました。券売機の上の表示から行き先を探すことから一苦労。「見つけた!」「お金を入れた!」「どこ押すん?」 

今回経験したメンバーは、例えば高校生になって万が一定期を失くしても、無事に帰宅できることと思います。

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YMCAに着いての振り返りタイムでは、水上での気持ちよさを思い出し、小銭を意識して使った自分たちに拍手をしての終了となりました。

半日だけの遠足でしたが、多くの情報や感動を共有し、リュックの開け閉めを手伝い合い、疲れの見えるメンバーを労わることばを掛けられるメンバー間の交流がすてきでした。

改めて、ご家族での行事等でお忙しい時期に遠足にご参加くださり、お子様の経験の場を支えてくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。