大阪YMCAサポートクラス

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琵琶湖一周 鉄道の旅(2025年度 サマープログラム)

2025年度サポートクラス、サマープログラムの1つ、琵琶湖1周鉄道の旅のご報告です。戸外での鉄道行事は初めての開催でした。今回のテーマは「好きなことを通して仲間と楽しく過ごす」ことです。

〈8月5日(火)〉

土佐堀会館にて事前の顔合わせをしました。オンラインでも参加できました。

まず自己紹介と公共の場でのルールを確認しました。電車や駅では歩く、2列で歩く、車内で大きな声で話さない。ルールを守ることで一緒に行く人だけでなく、同じ車両に乗っている人も気持ちよく過ごせます

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次に、JRに関するクイズ大会がありました。

なかなかマニアックな内容でした。今回の参加学年は小学校1年生~5年生。さすが高学年が早く手を挙げていました。時には、早く手を挙げたにもかかわらず、「どうぞ、どうぞ」と他の人に回答をゆずる場面が見られ、あたたかい雰囲気にほっこりしました。このメンバーで旅に行くことが楽しみになってきました。

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〈8月21日(木)〉

いよいよ旅の本番の日です。全員、大阪ガーデンシティ沿いにて集合。保護者の方や近くで別のプログラムで集合していた大阪YMCAウエルネスの人たちに手を振り、出発しました。

大阪駅で一人ずつ切符を買いました。ほとんどの人が券売機で購入したことがあると聞いていた通り、スムースに機械の操作をしていました。これにはリーダーは少し驚きました。普段の生活で色々な経験をしていますね

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夏休みの新快速、ラッシュ時を少し避けただけで、車内は混んでいませんでした。早速、カメラやスマホで車内からの撮影タイムが始まりました。コバトレリーダーから「巨大チョコレートが見えるよー」の案内があり、盛り上がりました。この行事の題名は『鉄道の旅』ですが、鉄道以外のことでも興味が広がる夏休みになったらうれしいです。

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京都駅では、2グループに分かれました。近鉄電車を見に行ったグループは、めずらしい特急を見ました。もう1つのグループはJRの構内で嵯峨野線と関空特急はるかを見に行きました。停車中のキティちゃんはるかをバックに写真が撮れてよかったです。京都駅は屋根だけの駅のため、冷房が効いておらず、こまめに水分補給をするよう意識しました。

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次に湖西線の新快速に乗りました。トイレがある4両目でしたので、長い道中安心でした。

「琵琶湖はどっちに見えると思う?」という問いに、路線図を見て進行方向を確かめ「右!」と答えた低学年メンバーがいました。しっかり考える姿が頼もしかったです。琵琶湖や田んぼ、木々の風景を見ると「普段見られない景色!」と言って撮影していました。

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近江今津では5両目以降の列車の切り離し作業が行われます。この旅の一番の見どころです。全員が連結部分の真横に陣取り、座ってその様子をカメラに収めていました。

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近江今津を出ると、乗降口の扉を乗客がボタンで開け閉めをします。普段の電車ではできない体験、押したい気持ちでいっぱいでしたね

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今回の旅で一番北の駅、近江塩津駅にて、琵琶湖の東側を南下する列車へ乗り換えをします。今回は向いのホームに停まっていた列車に乗り移るだけだったので、すぐに移動できました。駅の時刻表を見て「ラッシュ時以外は1時間に1本だけ!大変やな。」という会話が聞こえてきました。都会の便利さを実感していたようです。

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長浜へ着きました。長浜城のそばの豊公園にてお弁当を食べました。猛暑の中でも木陰は風が通り、涼やかでした。暑い中でも、保護者に用意していただいた昼食をしっかり嬉しそうに平らげていました。しっかり食べることで疲れにくく、体調不良を防ぐ助けになります

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熱中症予防のため、冷たい食べ物、飲み物を購入し、長浜鉄道スクエアを外から覗きました。建物は日本最古の現存する駅舎を利用しています。機関車まで見られる欲張りなプログラムです。

長浜から帰りの列車に乗りました。米原で連結作業がありました。私たちは乗ったままだったので、連結の様子を見られませんでしたが、そばの乗客が「何が起こってるの?」と不安そうにおっしゃったのを聞いて、メンバーの一人が「連結作業です。」と説明していました。「よく知ってるね。」と言ってもらえました。

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米原から大阪まで、近江鉄道や車庫など、見所はまだまだありました。座席でのおしゃべりも旅の醍醐味です。リーダーに席を譲ろうとするやさしいやりとりが見られました。参加者みんな、疲れを知らず、眠ることなく大阪に到着しました。

列車の中は冷房があるとはいえ、暑い時期の行事でしたので参加当日まで体調管理に気をつけてくださっていたことと思います。ご協力いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。また、メンバーの皆さんがルールを守り、お互いを思いやっていたおかげで楽しい1日になりました。ご参加ありがとうございました。

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