サマープログラム「自由工作~SDGsエコ貯金箱を作ろう~」
昨年度に引き続き開催した「自由工作~SDGsエコ貯金箱を作ろう~」プログラム。
今年も大阪YMCAの高校の1つ【表現・コミュニケーション学科(表コミ)】の美術を担当している長尾聡先生が担当し、今年は新たに表コミの卒業生3名が参加者をサポートしました。
エコということで、昨年はペットボトルや牛乳パックと紙粘土を使い貯金箱を作りましたが、今年は段ボールと紙粘土を使った貯金箱を作りました。
まずは、自己紹介からスタート。
今年初めて参加したメンバーは、はじめこそ緊張していたものの、自分の番になるとしっかりと声に出して自己紹介をしていました。
好きな〇〇では、好きな色が全員一致するなど、笑顔があふれ、緊張がほぐれる場面が見られました。
ちなみに、好きな色で一致した色は「水色」でした!
続いて、SDGsについての学びとしてSDGsクイズを実施。
昨年参加してくれたメンバーは復習となるため、より主体的に答えることができていました。
その後は、早速作業に入りました。
事前に準備された段ボールキッドを使い、まずはお金の受け皿となる箱をグルーガンを使い組み立てていきました。
これが思った以上に難しく、やけどしないように慎重にグルーガンをつけようと頑張る子どもたち。独自のつけ方を見つけ、工夫して器用に組み立てていくメンバーも。
難しい時は、「助けて!」を勇気をもって言い、上手にヘルプを求めるメンバーもいました。
見本として作られた仕掛けありの貯金箱を見て、「僕も同じものを作りたい!」と振り子の仕掛けに挑戦するメンバーも。
細かい作業に苦戦しながらも最後まであきらめずに挑戦する姿に、「疲れた~」と言っていたメンバーも励まされ、それぞれに自分のイメージする貯金箱に近づけるべく頑張って取り組んでくれました。
子どもたちの様子を見て、一人ではなく、皆でやるからこそできることが増えると感じました。
2日目は、1日目の作業の続きで色塗りの工程に。
色の三原色を学び、3つの色があれば、何色にも変化することを知り驚いていた子どもたち。実際にパレットに色を出し、混ぜて変化する作業に目を輝かせて楽しんでいました。
今回は、1回目のみの参加、2回目のみの参加、そして両日参加のメンバーなど、それぞれ参加できる日程も作業できる時間も様々でしたが、子ども達は和気あいあいと楽しそうに貯金箱を作成していました。
プログラムを受けた感想を聞くと、「グルーガンが使えて嬉しかったけど、思った以上に難しかった」「楽しかった」「最後までできて良かった」など学びの言葉をたくさん聞くことができました。
また、お子様を送り出してくださった保護者からは「参加できるか心配していたけれど、部屋に入って楽しそうに参加していて驚きました」「とても楽しかったようで、家に帰ってからたくさん話をしてくれました」と嬉しい言葉をいただきました。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました!