てくてく中高生クラス ワークキャンプ

3月29日(金)~30日(土)の1泊2日、毎年恒例のてくてく中高生クラスのメンバーによるワークキャンプを六甲山YMCAにて実施しました。

てくてく中高生クラスは将来の自立や就労意識を高めることを目的としており、机上での学びをどこまで実際の場で活用できるかを試すキャンプです。


早朝、阪急六甲駅に集合します。この集合もアルバイトを想定していますので、保護者同伴ではなく、1人で集合時間を計算して行動します。ここからタクシーに乗って六甲山YMCAまで移動です。

タクシーの移動も参加者同士で割り勘してもらいます。


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助手席に座った人が下りる際に全員分を立て替え、レシートを持った後、乗車人数で割り、請求します。何円単位で四捨五入するのか、ここがポイントです。今年のメンバーは比較的スムーズでした。

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入所式を済ませたら、ワークする準備に入ります。

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ゼッケンに布テープを貼り、名前を書いていくのですが、自分のことで手がいっぱいのメンバーも。まずは自分の分をとったら名前を書く前に他のメンバーに回すことが効率を考えると大切になってきます。


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どのようなポイントで指導者からチェックが入るのか、チェックシートを事前に確認し、作業に臨みます。


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5分前には指定された場所で集合し、待機。そして作業内容を聞きます。この時、メモ帳をポケットに入れている人はさっと取り出して作業内容を忘れないようにメモしていました。


ここから2日間で2時間×4回のワークが始まります。最初の作業はいくつかある道路わきの花壇に花植えです。季節は春。これからに時期にふさわしく形が残るワークです。最初は落ち葉や枯れ枝で荒れ放題の土の整備からです。


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すぐに終わりが見えない地道で単調な作業ですが、だからこそ、作業の工夫もたくさんできます。


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メンバーの頑張りによって荒れ放題の場所が...


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明日、この場所に花を植えていきましょう。


続いての作業は、テントの整備です。冬の間の強い風で屋上のテントの紐も弛んでいます。安全のため、縛り直しです。
高所での作業のため、脚立を利用します。


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この作業、単に紐を引っ張るのではなく、どこが弛んでいてどこを引っ張ればよいか、スピーディーに行うためには「原因の根源」への着目が要求されます。


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こちらは野外炊事で使用する火吹き竹を作るための竹切りです。なぜ左手に軍手、右手は素手なのか、物事には必ず理由があります。その理由がわかれば、ケガも少なくなります。


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素早く行っていくためには自然と協働作業になります。


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夕方になり、ワークが一段落。今日の夕食はお鍋になります。大人になって家族以外の人とお鍋を囲む際、どのようなことに気をつければよいか、このプログラムはすべてが学びになっています。


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事前に家で鍋について確認し、ここでワークシートを使ってお鍋のマナーを確認してから実演です。


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今年は海鮮入りの鳥なべです。さあ、グループごとに調理していきましょう。


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どの位置に何の具材から入れていけばよいか、迷いながらも完成に近づけていきます。


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無事に完成したら、みんなでいただきます。マナーを守り、食べることができましたが、最初上手にできなかったことが会話をしながら食べることでした。しかし、おいしいお鍋を囲み食べている間に自然と今日のワークや趣味の話で盛り上がりました。


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最後はしっかり〆の雑炊まで作り、楽しい夕食は終了です。


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ワークキャンプは夜も続きます。夜は事前に提出してもらった履歴書のチェックです。書き方、そしてアピールの仕方について細かくチェックが入ります。


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見本を参考に記載方法に誤りはないか、セルフチェックしていきます。


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終った人から就寝準備に入りますが、遅くまで頑張っていたメンバーもいましたね。最後まで粘り強く頑張りました。


翌日、もりもり朝食を食べてワークに備えます。


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午前の作業は昨日整備した花壇に花を植えていく作業です。まずは穴あけ、そして肥料を入れていき、苗を植えます。


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和が多いため、丁寧に苗を扱いながらも、一定の速さで作業を行います。


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別のグループは宿泊棟の清掃やリネンです。


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まくらは種類によって入れ方が異なるため、話をよく聞いて素早く作業していきます。


午後から新たな宿泊者が入るため、空調(暖房)のスイッチも入れていきますが...


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家とは暖房の形も違うため、少し苦戦・・・


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わかってくると、どんどん作業は早くなっていきます。何事も経験ですね。

さあ、どんどん清掃して、みんなの力で六甲山をより綺麗にしていきましょう。


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時々、ぞうきんの絞り方や拭き方のレクチャーを受けながら作業を続けていきます。


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掃除は「気づく力」「作業効率」「計画性」など、本当に多くのことを学べます。


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2日間の作業、お疲れ様でした。これですべてのワークが終了し、ワークの成果発表です。


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自分の頑張りがどれほどの結果となって返ってくるのか、ドキドキしながら封筒の中身をあけていました。

「働く」を考えた時、どれだけ経験できるかが大切になってきます。しかし学校の関係もあり、経験できる場が少ないのも現実です。てくてく中高生クラスでは「クラスで学び、実際の場で練習し、またクラスで学ぶ」、この繰り返しでスキルアップを図ります。そのため、昨年度に経験して今回も参加したメンバーは飛躍的にスキルが伸びていました。2019年度が始まり、2020年3月にはワークキャンプの実施となりますので、たくさんの参加を待っています。

最後にワークキャンプの趣旨をご理解くださり、参加に向けて子どもたちの背中を押していただいた保護者の皆様、ありがとうございました。またこのキャンプに全面的に協力いただきました六甲山YMCAのスタッフの皆様にもお礼申し上げます。