夏の涼を感じよう プログラム
8月20日(土)、夏の涼を感じようというテーマで
夏プログラムを実施しました。
プログラムの大きな目的は、仲間と楽しく過ごす!です。
初めに、自己紹介と身だしなみチェック。
自己紹介では少し緊張も見られましたが
自分の「好き」を伝えられました。
英語、ゲーム、ダンス、歴史、ティックトック・・・
好きなものがある、それを言えるって素晴らしいことですね。
その後は、早速、工作開始です。
今回は『ギャラクシーボトル作り』
「ギャラクシーは宇宙のことだよ。」と聞くと、各々、イメージが膨らんだようです。
わたを詰めるのがちょっと大変でしたが、
水を入れながら、棒で(時々、手でも...) とにかく押し込みます。
ブラックホールのような深い宇宙や
レモンイエローのきれいな宇宙。
宇宙から発想がとんで「深い海」。
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じっと見ていても飽きない、きれいな作品ができました。
SSTとしては、褒め方講座をおこないました。
出来上がった作品が自分の好みと違った時、
変だと伝えたりアドバイスは要るかどうか...という質問に対しては、
「人による。」「物による。」との答えが出ました。
アドバイスを言われる側に立つと、
自分は「嫌かな。」と感じる人が多いとわかり、
言わなくてもいいかな...という結論になりました。
さらに、「人による。」ということを深堀りし、
自身との距離感を視覚化してみます。
「本当のことを伝えてもよい人」「伝えるかどうか考える人」「言わなくていい人」
に分けて考えてみました。
何かを伝えるときには、少し事前に考えることができると良いこともありますね。
その後は、楽しみにしていたおやつタイムでした。
今回はあえて金額や買う場所などの細かい設定をせずに、
「みんなで分ける」という条件のみを意識して話し合いました。
食べたい物は、好きな物をすぐに言えるメンバーもいれば、
発表するのに少し悩んでしまうメンバーもいました。
自分の好きなお菓子を友だちがどう感じるか... 嫌いなものが出たらどうしようか...など、
友だちとお菓子を相談して決めることは、案外、悩む要素が多いようでした。
一方、好きな駄菓子がかぶると盛り上がったり、グミの種類を真剣に話し合ったり、
楽しい時間を共有することで、心の距離が近づく様子が見られました。
お店では、「ちょっと静かに。」とお互いに声を掛けあいつつも、
何度も気持ちが盛り上がる様子がありました。
「お姉さんのマナーで。」「食べきれる量を考えて...。」
と、講師も声を掛けながらドキドキしていました。
ポテトチップスの塩味、
チップスターの塩味、
おっとっとの塩味
...と、気がつくとカゴの中に同じような味が。
「味を変えよう。」
「食べたことないけど、おいしい?」
「めちゃ、おいしい。おすすめ!」
など、楽しく会話をしながら変更することができました。
皆で選んだおやつは沢山ある感覚でしたが、
いざ、お皿に分けてみると、案外、種類が少なく、
「辛い物ばっかり。甘いものも買えばよかった。」
「茶色ばっかりになった。」
と、ここでも今後に役立ちそうな気づきが見られました。
次は、きっと、カラフルな外装に惑わされず、
中の様子や味を想像して選択することができますね。
お菓子を食べた後は、
好きなアイドルの話から、
学校の好きな人のことなど、話題が広がりました。
小学生も、結構、彼氏や彼女がいたりするのですね。
先生たちはジェネレーションギャップを感じました。
さくさくとプログラムが進んだので、最後にゲームができました。
リズムゲームや"だるまさんの一日"、ボードゲームで盛り上がり、
振り返りシートは、寄せ書きのようにお互いにメッセージを書いたりもしました。
プログラム中には、多少の不用意な発言はあったものの、
「それはいいやん。」などとかばってくれる子がいたり、
「ごめんね。」と素直に謝ったり、
気になることがあっても言い過ぎないように注意している様子もありました。
一日、お互いが気持ちよく過ごせるように頑張っていたことが伝わってきます。
9月からはそれぞれのクラスに分かれて、さらに成長していかれることと思います。
ご参加、ありがとうございました。
先生たちも、みんなと、とても楽しい一日が過ごせました!