サポートグループ「親が子どもに伝える性教育を考える」
10月28日(土)、今年度2回目のサポートグループを対面で開催しました。
サポートグループとは、サポートクラスに在籍する保護者を対象とした勉強会で、年2~3回開催されています。
今回は「親が子どもに伝える性教育を考える」をテーマとして、大阪サポートクラス責任者の公原恵理子(養護教諭一種免許)より話をしました。
まず初めに、「自分が受けてきた性教育」について思い出すことをしました。私たち親世代はほとんどの方が性教育を受けたことがないことがわかりました。だからこそ教えることに難しさがあり、まずは私たちが学ぶことが大切です。
性教育=命の教育。
性教育を通して自分と相手を大切にすること、自己肯定感を育くむことができます。だからこそ、命の始まりの話をしました。
また、それぞれの年齢やお子さんの状況に応じて、伝えたい内容を具体的な事例を挙げながら、また、どう伝えていくかを話しました。
年齢や経験、興味関心に合わせて伝え続けることが大切な命のこと。学校での教育だけでは補いきれないことを、今日の学びをきっかけに保護者だからこそできる命の教育として取り組んでもらえたらうれしいです。
参加された保護者の皆様から以下の感想をいただきました。(アンケートより抜粋)
・今回をきっかけに、夫婦で性教育に関して少し話せればと思います。
・子どもに性教育を伝えるタイミングは難しいが、急な妊娠させる可能性もあるため伝えないとなと思った。
・いつかきちんと話さないといけないと思いつつ、のびのびになっていたので、きっかけになればと思い受講しました。道筋立てて話をする参考になりました。
・親の方が今の時代に合わせていくことや知識のアップデートが必要だと思った。
・3歳から性教育を始めてもいいということに驚きました。性に興味が出た時に「なぜそれを聞こうと思ったのか?」を聞いてあげれなかったので、次のタイミングで聞いてみようと思いました。年齢によって話すタイミングが違うのだということがわかったのもとても良かったです。
・なかなか性に関する講座など無いのでテーマを聞いて夫も関心を持っていました。
サポートクラスは通われている保護者の支援も大切にしています。このような機会が少しでも保護者の皆様の安心と今後のお役に立てれたならうれしく思います。
お忙しい中でのたくさんのご参加、ありがとうございました。
次のサポートグループは2月に開催予定です。