サタデークラブのぞみ 12月例会
12月には、多くのメンバーが希望していたボウリングに行きました。
今年は何度か外出の練習をしていることもあり、少し遠くの弁天町まで足を伸ばすことに挑戦。
ボウリングをグループで楽しむコツを学んだ後は、グループ活動における役割(人数確認・時間管理・持ち物管理・お金の管理)を自分たちで決めてから出発です。
移動時には要所ごとにグループの担当者が責任を持って人数を確かめている姿がありました。・・・帰ってから「人数係、大変だった~」という声も聞こえてきましたが、それだけきちんと任務を意識できていたからですね。
ボウリングは初めてというメンバーは、軽いボールを選ぶと5本指でなかなか抜けないし...と、ボールを選ぶのも悩みます。その横で、慣れた3年生が「まぁ、やってみよう!」とさらっと決めているのを見て決断できましたね。
ゲーム中は、時々歓声とハイタッチが聞こえてきます。スペアやストライクを取るとグループ全員が立ち上がる姿も微笑ましいものでした。
ボウリング場で飲食可能なのは、場内で売っているスナックと飲み物のみ。
スナック購入時にはお金の管理を任されたメンバーが活躍です。各グループ、限られた予算の中でどのお菓子をいくつ買うのか、カウンターの前で話合っていました。
他のグループが待っていたり時間的余裕が無かったりと制約のある中、上手に自己主張できたメンバーとやや押し切られた感のあるメンバーが居たようですね。それでも、購入後は大袋を分け合い、好みの小袋入りのお菓子を手持ちでいただき、満足げでした。
ボウリング場を出ると、行きには光っていなかったツリーの電飾が灯り、幻想的な雰囲気になっていました。
たくさん歩き、電車の乗り継ぎもあり、途中でトイレに行きたくなったメンバーがいたり...と状況に応じた対応が求められる中、グループを超えて近くのメンバーと話し合っているのも、あたたかい雰囲気で良かったです。
ボウリングのマナーや楽しむコツだけでなく、グループ行動や話合い、公共機関を利用する際に必要なことも再確認できたプログラムでした。
月に一度のプログラムですが、一歩ずつ、確実にメンバーたちは成長しています。