野遊びクラブ1月 雪遊びキャンプ
1月26日(土)~27日(日)の1泊2日、野遊びクラブ1月例会として、滋賀県高島郡の箱館山に雪遊びに行きました。
土曜日の早朝に大阪YMCAに集合し、大型バスに乗り込み、箱館山を目指します。
滋賀県に入ると道路わきにはうっすらと雪が降った形跡が…。子どもたちの期待も高まっていきます。
高島郡に入ると・・・、
あたり一面は雪景色。雪遊びがしたくてたまらない気分です。
宿に入り、荷物を置いて、昼食を食べたら、雪遊びの用意をして出発です。
さすが高学年。グループごとにきれいにそろえていました。
早く外に出て雪遊びがしたいですね。その前に腹ごしらえ!
1日のスケジュール、そして約束など、口頭でも説明しますが、自分で見て理解できるように各部屋ではこのようなことをしています。
まず宿の中で今から何をするのか、そして服装チェックをします。手袋やゴーグルはあるか、フードはゼッケンから出ているかなど、グループのメンバー同士が互いに見合ってチェックです。そして外での注意事項も説明してから宿を出発します。
外はヒョウのような固い雪が降っており、積雪は6cmほどに。宿の近くでも雪遊びはできましたが、せっかく箱館山に来たので、ゴンドラに乗ってスキー場まで行くことに。
林道を歩き、ゴンドラ乗り場を目指します。歩くたびにぎゅっ、ぎゅっと雪を踏みしめる音が。その音がより子どもたちの気持ちを盛り上げてくれます。
10分ほど歩いてゴンドラ乗り場に到着。グループごとに乗り込みます。
遠くに琵琶湖、そして広がる雪景色。子どもたちはじーっと外を眺め、そのきれいな景色に浸っていました。
ゴンドラを降りると一面の銀世界です。雪遊びできる場所に移動して、グループごとに活動開始です。
雪で色々な形を作ったり、そりすべりをしたり、雪合戦をしたり・・・。たくさんの活動をグループで楽しみました。
雪は降ったりやんだり、時には吹雪くこともあり・・・。それでも時折見せる雲の合間からの青空はとても美しく・・・。天からの光に守られて、楽しい雪遊びを満喫しました。
宿に帰ってからは冷えた体をお風呂でじっくり温まり、さらに夕食のお鍋で体の中からも温まりました。
食事の用意は高学年グループが順番に行ってくれました。
みんなで囲むお鍋、食が進みます。お鍋もおいしいのですが、白ご飯もおいしくて、たくさんおかわりしていました。
夕食後は夜のプログラムです。今回は昨年に引き続き、牛乳パックでのランタン作りです。
子どもたちは思い思いにアイデアを形に変えていきます。中には「YMCA」をデザインしてしてくれたお友だちも。切り抜きを頑張って!
完成したランタンは宿舎の庭に飾り、一斉にすべての電気を消して観賞会です。
子どもたちは静かに庭に描かれた美しい光の作品の酔いしれていました。
最後に部屋に帰って1日の振り返りをします。
高学年はグループの他のメンバーのよかったところを褒めるワークをしています。1日でたくさんのよい面を発見できましたね。互いが互いを褒め合うことで、グループみんなの心がほっこりしました。
これで1日の活動は終了です。就寝準備をしておやすみなさい。
2日目、朝起きると…
外は一面銀世界。夜の間にかなり雪が降りました。気温もこんな感じです。
布団などを片づけ、朝食を食べてから、また雪遊びに出かけましょう。
もりもり食べて、雪遊びに備えましょう!
午前中の雪遊びは宿舎の近くの林の中で活動します。風が木で遮られ、おだやかな環境の中で遊ぶことができます。
まだだれも歩いていないふかふかの新雪。おもわず飛び込みたくなるような景色です。
雪遊びのメニューはかまくら作り、宝探し、ソリ遊び、的当て、フリーゾーンなど、ブースに分かれていて、好きな場所で活動ができます。それぞれの場所で約束がありますので最初にしっかり読み、活動に入ります。
かまくら作りはみんなで協力して頑張ることが大切です。
広く、静かな場所でそれぞれが思い思いの雪遊びに熱中して、時間があっという間に過ぎていきました。
宿舎に帰ってから昼食を食べ、2日間の振り返りをして、大阪に向けて出発。
たくさん遊んだため、多くの子どもたちの寝息が聞こえる帰路でした。
1泊2日の生活を通じて、普段なかなか味わうことのできない雪遊び、グループの友だちとの関わり、自分のことを自分で行う生活管理、たくさんの経験ができました。たくさんのご参加、ありがとうございました。
最後に子どもたちのことを第一に考え、安全に雪遊びが楽しめるよう、時間をかけて念入りにプログラム準備をしてくれたリーダーの皆さん、そして温かい食事で子どもたちをもてなしていただいた義乃屋の皆様、ありがとうございました。