サタデークラブひかり 10月例会
☆10月例会
「2022 サタデークラブひかり」10月例会をおこないました。
月1回の例会活動も今回で5回目となりました。
回を重ねる毎に、メンバー同士、仲良くなれています。嬉しいことです。
『気持ちが通じ合う感じがあって、うれしい気持ち』を、メンバーそれぞれが感じてくれていると思います。
一方で、もしかしたら『気持ちがすれちがう感じがあって、悲しい気持ち』や、
大切な友達だからこそ、『わたしの(ぼくの)気持ちをわかってほしい』と思う場面も、少しずつ出てきているかもしれません。
"様々な気持ち"が生まれてきていることは、メンバー同士の関係が進歩してきた証です。
そのことを踏まえ、今回は、自分のいろんな気持ちにフォーカスしてみる『気持ちのワークショップ~自分の気持ちを感じてみよう~』を実施しました。
今回の"ひかり"の活動目標は・・
① 話している人に注目しよう
② 気持ちについて考えてみよう
③ 自分の気持ちの大切さを知ろう
④ 自分と同じくらい相手の気持ちが大切なことを知ろう の4つです。
ワークショップの前に、今月から新しいメンバーを迎えたAグループは、「自己紹介タイム」です。
自分が初めて参加した時にとても緊張していたことを思い出して、新しいメンバーには少しでも早く緊張を和らげてもらおうと、
一人ひとり順番に前に立って、「自分のニックネーム」と「好きな○○」を交えながら、自己紹介をしていました。
皆さんの優しさが新しいメンバーに伝わったと思います。
また、Aグループでは、メンバーのひとりが手品を披露してくれました。
大人でも唸るくらいの難しい技!
みんなで応援しながら、手品を見せてもらいました。
同じ時間帯、楽しく身体を動かしてウォーミングアップしたいBグループは、みんなで「鬼ごっこタイム」です。
教室という環境を活かして、やってみた鬼ごっこは「色鬼」です。
教室の床に、様々な色の輪っかを張り付けておきました。
もちろん、その中に入ることもOKでしたが、
みんなはとても柔軟な発想で、
自分の服や靴、前回つくった"ひかり"の旗など、様々な場所の色を指さしながら色鬼を楽しんでいました。
ウォーミングアップタイムの後、メイン活動の『気持ちのワークショップ』がスタートしました。
『気持ちの本』(作:森田ゆり 童話館出版)を題材にしながら、
うれしい気持ちや楽しい気持ち、悲しい気持ち、くやしい気持ちなど、
あらためて、自分でじっくり感じてみる時間を持ちました。
気持ちを表す言葉を模造紙に書き出しながら、自分の経験を自分なりにふりかえり・・。
自分たちで、友達の気持ちを受容的に受けとめるロールプレイもやってみました。
そして、自分の気持ちを絵や色で表し、みんなで共有しました。
このワークショップでスタッフが伝えたかったのは、目標にも示していましたが、
「どんな気持ちも自分にとっての大切な感情である」ことと、
「自分と同じくらい、相手の気持ちも大切なものである」ということです。
ワークショップは、最後に『あなたが自分の気持ちを話せる人はいますか?』と問いかけて、
オープンエンドで終わりました。
メンバーの皆さん一人ひとりが、ぐっと考えるような表情をしていたことが印象的でした。
皆さんの日常生活の場で、今回の経験が役立ってゆくことを祈ります。
11月は例会がお休みなので、次回は、12月例会です。
街にジングルベルの曲が流れる季節となってゆきます。
寒くなりますので、どうか健康に気をつけてお過ごしださい。
元気な皆さんに会えることを楽しみに待っています。