サタデークラブのぞみ 10月例会
秋が深まってきました。サタデ―クラブのぞみ10月の例会は、『自分も相手も大切にしながら、11月の計画を立てよう!』というテーマで、前半は、「アサーショントレーニング」。後半は、みんなで「11月例会のプランニング」をおこないました。
"アサーション"とは、「自分の気持ちや思いを大切にすると同時に、相手の気持ちや思いを大切にする」コミュニケーションの方法です。自分の気持ちや思いを大切にすると同時に、相手の気落ちや思いも大切にしながら、相手とかかわりあう・・。みんなそうありたいと願いはするものの、実際は、なかなか、大人でも実行するのは難しいコミュニケーションスキルではないでしょうか。
今日は、のぞみの仲間で「"アサーション"って何?」というところからふれてみる機会を持ちました。
登場したのは、何事にもはっきりしないタイプの、名付けて「おどおどさん」。次に、何でもきつく威張るように話してしまうタイプの、名付けて「いばりやさん」。最後は、相手のことを察しつつ、明るく自己主張するタイプの「さわやかさん」。
まずは、スタッフがそれぞれを演じるロールプレイにて、3人の話し方の特徴をつかみます。次には、自分たちが実際に3つのタイプを演じてみて、3人の印象やそのように対応されたら自分はどう感じるのか?・・というようなことを、メンバーで話し合いました。
その後には、何パターンかの「こんな場合はどのようにふるまいますか?」の質問に答えてみて、自分の"さわやかさん度"をはかる課題もやってみました。
出た結果を見て、やっぱりなぁと納得顔のメンバーの一方で、意外そうな表情をするメンバー・・。相手とコミュニケーションをはかる際に、自分ならどのような反応をしやすいか? コミュニケーションの取り方の自分の傾向を、客観的に理解できる機会となりました。
休憩時間には、みんなで卓上ゲームを囲んで、お楽しみゲームタイム。自然にやりたい仲間が集まってゲームが始まると、相手のことばをゆっくり聴いたり、相手の出方をひと呼吸待ってあげたり、ルールを声に出して確認し合ったり・・といったしぐさが、いつもよりも増えていたような気がします。
後半は、11月のお出かけプログラムの確認をみんなでおこないました。室内でのプログラムが続いたこともあり、11月例会で自然の中へディキャンプに出かけるのは、楽しみでもあります。
11月例会は。深まりゆく秋を感じる機会になるとともに、深まりゆくのぞみの"仲間"としての深まりも感じる一日となれそうです。