サタデークラブのぞみ 3月例会
3月例会
5月からスタートした"のぞみ"例会も、いよいよ最終回です。
今回は、『"3年生を送る会"をのぞみらしく手作りしましょう』が活動テーマでした。
1月例会で1・2年生チームと3年生チームに分かれてイメージづくりをした"3年生を送る会"を、引き続きみんなで準備するところから始まりました。
1・2年生チームは、まず、一人ひとり考えてきたメッセージをカードに清書して、3年生の先輩方へ「寄せ書き」を創りました。
1年間ずっと、明るく、優しく、"のぞみ"を引っ張ってくれた先輩たちがいよいよ卒業するのだと思うと、なんだか寂しい気持ちが湧いてきます。
その後、1・2年生チームは、"3年生を送る会"の出し物を決めました。
1月例会で浮かんだイメージやアイディアを発展させて、グループリーダーと一緒にまとめてゆきます。
そのアイディアとは、Aチームは「1年間の活動にちなんだクイズを出し合おう」で、
Bチームは「みんなの想いを載せて、紙ヒコーキを飛ばそう」というもの。
Aチームは、一人ひとりクイズを考えた後に、パソコンを使って、自分のクイズをパワーポイントに入力していきました。
これからは学校でプレゼンテーションの際にパワーポイントを使うこともあるでしょう。
"のぞみ"での経験が少しでも役立つと良いなぁと思い、チャレンジしてみました。
パソコン作業の順番を待つ間には、皆で記憶をたどってクイズを考えたり、クイズの順番や司会のことばをまとめたりしてみるなど、メンバー同士で協力する姿がありました。
Bチームは、一見、送る会とは関係なさそうな紙ヒコーキを、"3年生を送る会"とどう結びつけるか?について、リーダーと一緒に考えました。
紙ヒコーキの折り方をネットで調べたり、試作品を作ったりしながら考え、
最後は、紙ヒコーキにサインやメッセージをそれぞれが書くことや、全員で同じ方向へ向かって一斉に紙ヒコーキを飛ばすことを決めていました。
リーダー任せではなく、メンバーたちが意見を出し合い、悩みながら、進行を決めていく姿がありました。
それぞれのチームがみんなで役割分担して動いてゆく姿に、1年間の活動の成果を感じ、胸が熱くなった私たちスタッフでした。
"3年生チーム"は、ひとりのメンバーが自宅で得意な動画作成の作業をしてきてくれたようです。
その動画に、自分たちのメッセージをどう託すか?をチームで考えて、出し物として完成させていました。
それに加えて、密かにもうひとつ、作業をしていたようです。
休憩を挟みながらの準備タイムを経て、後半、"3年生を送る会"の本番がスタート。
保護者の方々も観に来てくださり、あたたかな雰囲気の中で、みんなで"送る会"を楽しみました。
また、3年生の出し物では、渾身の作の動画上映とともに、3年生から1・2年生へ、思いが託されました。
そして、"送る会"の最終場面・・。
1・2年生から3年生へ感謝の気持ちを込めて、「寄せ書き」のプレゼント。
嬉しい気持ち、少し寂しい気持ち・・が入り混じります。
すると、なんと、3年生も1・2年生へ、サプライズでメッセージを用意してくれていました。
嬉しかったです。ありがとうございます。
最後は、"のぞみ"の1年間の活動を写真のスライドショーで振り返りました。
仲間みんなで名残を惜しみつつ、本日の"のぞみ例会"が終了したのでした。
1年間、21名の仲間が、時にはユーモアたっぷりに、時には真面目に一生懸命に、そして何より、明るく、優しい気持ちで、活動に取り組みました。
みんな笑顔で最終回を迎えることができ、スタッフ一同、感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。"のぞみ"の仲間たちをとても頼もしく思います。
最後になりましたが、1年間の活動をあたたかく見守り、最終回まで支えてくださった保護者の皆様、心よりお礼申し上げます。
"のぞみ"での経験が、メンバーの今後に活きてゆきますよう!、スタッフ一同応援しています。
ありがとうございました。