サタデークラブのぞみ　７月例会

7月例会

　サタデークラブ"のぞみ"の７月例会では、
「"のぞみ"DE外出　"のぞみ"DEクラフト」のテーマで、活動をおこないました。

前半は、前回の6月例会で予定していた公園への外出プログラム。
前回はタイムアップとなったため、今月の例会へ持ち越しての実施です。
最初に、「COOL！な中学生講座」として、"危険"について考える機会をもちました。

エピサポ・安全行動イメージトレーニングのシートを活用して、
屋外での活動において、『危険だなぁ』と思う箇所を、まずはメンバー各自でチェック。
その後、グループになり、各自が考えたことを持ち寄り、共有しました。
ここでリーダーが伝えたかったことは、「顕在的な危険」と「潜在的な危険」。
ひとは、目に見えて危ないとわかる顕在的な危険はできるだけ、はじめに除去するように心がけるのですが、
日常社会には、もしかしたら危ないかもしれない・・と予測しないといけない、目には見えにくい潜在的な危険も存在しています。
そういった「顕在的危険」と「潜在的危険」の両方を知っておくことで、
一人ひとりの"安全に活動できる力"が伸びることを願って、危険予知トレーニングをおこないました。

その後、水分補給をおこなった上で、ＹＭＣＡ会館の近くにある"靭公園"へ行きました。
移動する際には、自然に友達と並んで歩く形態になります。
そこで、どんなおしゃべりをするのか・・。これも"のぞみ"のＳＳＴトレーニングです。
共通の話題を出せるかな・・。
友達の話に相槌を打ちながら、会話を続けることができるかな・・。
お互いがある程度心地よいと感じる間合いで、言葉のキャッチボールができるかな・・。


グループのリーダーが近くを歩き、メンバー同士の会話を聴きながら、時折、フォローに入ります。
靭公園まで徒歩で15分程度。
公園の入り口に着く頃には、メンバーたちには、打ち解けた雰囲気が生まれていました。

公園から帰ってきて、後半は、「のぞみＤＥクラフト」タイム。
静かに、個々のペースで取り組めるクラフトも、メンバーたちにとって、楽しさを感じるひとときとなったようです。

このクラフトは、今は一人ひとりがバラバラに作っていますが、ひとつ仕掛けがあって・・。
それは、最後にわかります。
ひととき、思い思いに取り組んで、鮮やかなシートができあがったところで、今回の例会はタイムアップとなりました。
仕上げは、次回の例会にとっておこうと思います。

クラブの終わりに書く"ふりかえりシート"に書き込んでくださる皆さんのコメントの文量が増えてきました。
ふりかえりタイムでリーダーは、一人ひとりの体験を一緒にふりかえり、見合う言葉を一緒に探したり、明確化したりして、サポートしています。

次回の活動は、9月例会となります。
コロナが心配な時期ではありますが、健康に気をつけて充実した夏休みを送っていただけることをお祈りしています。
次回の例会で、元気なメンバーの皆さんにお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています。