サタデークラブひかり

今年度からひかりは、プログラム構成も一新し、１３：３０からと１６：００からの２つの時間帯、それぞれ２グループ、４～６名のメンバーで活動が開始しました。

最初にＳＳＴを学習する時間を設け、活動の中で生かしてもらいたいソーシャルスキルを学んでいます。学んだことを確認したうえで、それを生かす場として活動を行っています。

楽しく活動した後は、ちゃんと学んだことを生かせたかどうか、ひかりのルールも守れたかどうか振り返りもしています。

１回目の５月の活動では、ひかりに来る目的を確認したうえで、活動を通して守ってもらいたいルールを確認しました。それから、初めて会うメンバーもいるので、自己紹介をしました。ここでも、自己紹介で話すときのルールや聞く方のルールを確認して自己紹介を行い、ちゃんとできたかなと自己評価してもらいました。

そして、各自活動のときにいつも着用するビブスを制作しました。

絵を描いて色を塗るだけではなく、フエルトで飾り付けをしたメンバーもいて、みんな個性的な素敵なビブスができました。

２回目の６月の活動では、協力しあっって活動しようということで、カプラ遊びをしました。協力し合うためには、しっかり話し合いをしないといけません。話し合いの中でも自分の意見の提案の仕方や意見の聞き方、賛成反対の意見の出し方などルール確認したうえで、どんなふうにカプラを使って遊ぶか相談しました。いよいよカプラで製作をするとなると、みんな夢中になって大作を作ったり…子供たちの想像力には本当に驚かされます。

単なる拍子木のようなカプラも建造物に変身したり、町に変身したり、遊具に変身したり多彩でした。

３回目の７月の活動では、上手にヘルプを出そうということで、困ったときにどう他の人の助けを求めるかと事前に学習した後で、自分自身のカップケーキとミックスジュースを最初から最後まで一人でやり遂げることに挑戦してもらいました。

学校の調理実習でも分担制ですべての工程を自分ですることがなかった子供たちは、戸惑うこともありましたが、上手にまわりの友だちに聞いたりして、自分で作り上げることができました。それが大きな自信になった子もいたようです。最後は、自分で作ったケーキとジュースでおやつタイムを楽しみました。