サタデークラブこだま

３月２日（土）、今年度最後となるこだまクラスを行いました。今回は２年生がこだまクラスを卒業する事もあり、みんなで記念品としてスノードームを作りました。

毎回のように挨拶から始まり、こだまの約束の確認、先月の振り返りをしてからプログラムがスタートします。
記念品を作るには材料を集めないといけません。材料はすぐ目の前にあるわけではなく、いくつかの難問をグループのみんなで協力して解く事によって１つずつゲットできます。どんな難問が待っているかと言うと・・・、「からだわくわくゾーン」「とんちゾーン」「あたまきらりんゾーン」「うんだめしゾーン」の４つのゾーンです。グループのみんなで力を合わせてクリアしてみましょう！

まずは「あたまきらりんゾーン」へ。どんな問題が待っているかな・・・。

そっと入ってみると「反対ことばクロスワードを完成させよう！」と書いてありました。子ども達は「なーんだ。簡単、簡単」と言っていたので、リーダーが「『長い』の反対は？」と聞くと「い・が・な！」と自信満々に答えるので、「その反対じゃなくて…」と見本を示すと「なるほど！」と納得していました。さあ、上手にできるかな・・・。

結構埋まってきましたね。あと少しだ。わからないところは他のわかったメンバーが教えてあげてね。

続いては「とんちゾーン」へ。

「□の中を一文字だけかえて、違うことばにしよう」というミッション。この「ミッション」ということばの響きにみんなは敏感に反応し、やる気満々。みんなで相談しながら悩む事数分・・・。

だんだんできてきました。「○人集まれば文殊の知恵」とはよく言ったものです。みんなでアイデアを出し合うと早いですね。

さあ、次は「うんだめしゾーン」へ。ここでは「運」でリーダーと勝負します。

グループのみんなが順番にリーダーとじゃんけんをして、全員がリーダーに勝つことができたらクリアと言う難関です。リーダーは何を出すか、少しヒントを出していましたが、それにはまったく目もくれずひたすら運だけで勝負するグループもあれば、何度かじゃんけんする中でパターンに気づくグループもあり、様々でした。でもイライラせずに頑張れましたね。

さあ、あと１つは「からだわくわくゾーン」を残すのみだ。ここで何をするかと言うと・・・

みんなで手をつないだ状態のままでこのフープを１周させるという課題や・・・

どれだけ小さく折った新聞紙の上にみんなで乗る事ができるかをしました。みんなキャッキャ言いながらルールを守って参加できましたね。特に新聞紙乗りはひっつき合ってグループの一体感が持てるゲームでした。

さあ、記念品の材料も無事ゲットでき、そしておやつもゲットできました。今回のおやつは季節にちなんで「ひなあられ」でした。

机の真ん中にドンと用意されたひなあられ。さあ、どうやって分けていこうかな・・・

このグループは１つずつ分ける方法を選びました。だんだん数がわからなくなってきて数え直し・・・もありましたね。

こちらのグループは話し合いをして５つずつ取っていこうという方法になりました。こんな相談をしてもらいたくて、あえてこんなおやつの出し方をしてみました。

おやつも食べて休憩したところで、スノードーム作りを始めていきましょう。

「これは見本だよ～」とみんなに示すとふわっと漂うキラキラにみんなの目がキラキラ・・・。

まずはキラキラを作りましょうね。なるべく小さく切ろうね。はさみは２人に１本しかないから交代交代で使うようにね！

水のりと水を７：３でビンに入れ、キラキラを浮かべ、蓋をギュッとしめると・・・

 こんな感じでとってもきれいなスノードームができ上がりました！　やったね！　割れるといけないのでそっと持って帰りましょうね。

最後はみんなの１年間の頑張りを称え、表彰式を行いました。

年間６回のプログラムでしたが、グループワークを通じて話を聞く事や意見を言う事、自分の気持ちを少しがまんする力、みんなに合わせる力などをねらいとして行ってきました。 すぐにはうまくできなくても練習を重ねる事で徐々にできるようになったメンバーもいます。これからも小さな「できた」の経験をたくさん積み重ねていきましょうね。
最後に１年間、こだまの活動をご理解くださり、温かく見守っていただきました保護者の皆様、ありがとうございました。