サタデークラブのぞみ
サタデークラブのぞみ12月例会
12月10日、サタデークラブのぞみの12月例会を行いました。
今月は「忘年会をしよう」ということで皆でお鍋を食べたり、2011年度の振り返りをしました。
お鍋は、冬になるとよく食べる料理ですが、
自宅では、保護者の方に任せっきりの子も多い料理です。
のぞみでは、自分達で作り、自分でお皿にとって食べる、冬の定番料理になっています。
また、一口にお鍋といっても最近は色々なバリエーションがあり、
今年は話合いどんなお鍋をするかを決めました。
ちゃんこ鍋やとんこつしょうゆ鍋、カルボナーラ鍋など
少し変わり鍋になり、美味しくなるか、どきどきです・・・
午前中は調理を前に清潔についてのワークを行いました。
菌を視覚的に提示して、探す作業には皆積極的です。
椅子、机、ドアノブ、黒板、髪の毛、手など普段よく触る場所に菌がいることを確認します。
また、爪はのびていないか、服は汚れていないかなど自分も振り返ります。
つぎに、グループ毎に話しあってお鍋の味や具を決めます。
野菜は嫌いな物が多く、黒板に書いていったものを消していくと、ほとんどなくなってしまったり・・・
また、「エリンギって何?」「舞茸って何?」「チンゲンサイって何?」と
普段食べているはずの野菜の名前がわからない子もいました。
値段については、イメージがわきにくい子もいますが、
普段の生活から、どれくらいの価格かを分かっており、みんなのリーダーシップをとれる子もいます。
予測を立て、スーパーで確認することで、とまどうことなく買物ができました。
午後からいよいよ調理です。
野菜の切り方、サイズをリーダーからアドバイスを受けます。
時にはすごく小さくなってしまったり、すべりやすい肉や白菜の硬い部分にとまどったりと苦戦します。
ピーラーの使って皮をむく様子も危なっかしく、見ているリーダーが緊張します。
そんな中で、切り込みをいれたり、上手く盛り付けられるチームもありました!
硬い野菜から順番に火をいれます。
とてもおいしそうな匂いがしてきました。
いよいよ、楽しみにしていた食事です。
嫌いだった野菜が「甘くて美味しい!」とたくさん食べてくれると
リーダー達まで嬉しくなります。
また、グループを超えて、「少し下さい」と他グループの子どもとも交流がありました。
カルボナーラパスタは人気です!
ビンゴゲームで獲得したデザートと食べると、あっという間に忘年会は終了です。
今回のお鍋では、自分で頑張って作ったという思いがあり、
皆で食べるからこそ嫌いな野菜も挑戦できたのではないかと思います。
そして、温かいお鍋をかこんで仲間意識がさらに深まったように思います。
しかし、おわんを机においたまま、鍋から野菜をとって、汁をこぼしたり、
一斉にお鍋に箸をいれるなど、お鍋のマナーは練習がもう少し必要だと感じられました。
来年度1月は外へ出かけます。
自分の体調を管理し、周りの人たちを気遣いつつ、楽しく活動しましょう!