サタデークラブのぞみ

1１月３日「とさぼりカーニバル」が開催されました。
今年はのぞみの子どもたちと『のぞみローる』を出店しました。
土佐堀カーニバルのために、9月から準備をスタートしました。

『のぞみローる』とは、
ソーセージをお好み焼きのような生地で巻く創作料理です。
上には、スナック菓子をかけてB級グルメの様な仕上がりです。
みんなで話し合って店の名前を決めました。
「ロール」の「ル」を「る」に変えて、オリジナルティを出しました。


10月には、看板をコラージュで作りました。
雑誌やパンフレットを上手く切り抜いて、文字にしていきます。
また、のぞみの名まえから新幹線を作ります。
「うまかもん」の文字を「かもん！」に変えたりと工夫していて、
リーダーはびっくり。
また、「のぞみローる」という名まえはいいが、何を売っているのかが
わかりにくいという声ももらい、チラシも作ります。

１０月後半は、『接客』『会計』『調理』『トッピング』の
係に分かれて練習しました。
接客の子はセリフをしっかりと確認。
調理の子はリーダーの手助けをうけながら、練習します。


いよいよ11月3日、不安と緊張の中スタートです。
最初はなかなかお客さまが集まりません。
「のぞみローるいかがですか？」と皆で声を合わせて呼び込みます。
「一つ100円です！」とセリフも工夫しました。

調理では、屋外では焦がしてしまうなど、火の調節が難しく。
中々上手に巻けません。
少しずつコツを掴み、きれいなのぞみローるが作れるようになりました。
最後には「こんなにきれいにできた！」と嬉しそうに言ってくれました。



トッピングの子たちも、「マヨネーズいりますか？」
とお客様とやり取りしながら、１本ずつ丁寧に仕上げていました。

完売まではいきませんでしたが、15分延長して110本を売りました！
１１０本を売った報告を聞いて、笑顔で拍手がありました。


子ども達も「声を久しぶりにたくさん出した」、
「上手に接客して、お客様に喜んでもらえてうれしかった」、
「忙しかったけど、楽しかった」、「疲れた、そしてがんばった」
と感想を書いてくれました。


多くの人がいる中で、時間に追われて接客するということは、
子ども達にとって高い壁だったと思います。
やりきったこの経験は達成感や自信につながったと思います。