サタデークラブのぞみ
サタデークラブのぞみ 9月例会
9月13日(土)に「レザーアート体験を通した思いやり」をテーマに、約2ヶ月振りの9月のぞみ例会を行いました。
夏休みをはさんでいたため7月例会から約2ヶ月が経過していますが・・・みんな前回の活動を覚えているでしょうか?
5月に確認したのぞみの規則や目標、そしてグループの約束など、もう一度全員で再確認していきました。
今回の、例会では講師の先生をお招きするということで、レディース&ジェントルマン講座では「よい印象を与えるスキルとは」につい
てみんなで確認していきました。参加者全員が先ずは自分達が考える“よい印象を与えるスキル”に印を付けていきます。
では全員が考えを埋められたところで・・・みんなが考える“よい印象を与えるスキル”についてリーダーと確認していきましょう。
面接や試験時は「良い印象が必要」に手が挙がったものの・・・外食時や好きな子とのデートではどうでしょうか?
イメージがつきにくい場面では、リーダーが例を提示してくれることでより場面を理解しやすくなり、
「あっ!これは丸しないと」と印を付けられていましたね。
全員で「よい印象を与えるスキル」を確認できたところで、いよいよ講師の先生をお招きしてレザーアートプログラムの開始です。
今回お招きした先生は、大阪YMCAの表現コミュニケーション学科で美術を担当されている長尾先生です。みんなは先生と初対面で
少し緊張もあり・・・
レディース&ジェントルマン講座で確認した、“よい印象を与えるスキル”が実践できている人もちゃんといましたね。
早速オリジナルのパスケースを作っていきましょう!全員に本革のパスケースキットが配られ、みんな準備万端です。
配られたキットを開けてみると中身は・・・
ほとんどの人が初めての革細工、先ずは革のはぎれを使って模様を打ち付ける練習から始めます。
模様を打ち付ける時には、先ず革を水で濡らしてやわらかくします。
水を含んだ革はこんな風に色が変わりますね。
この状態になったら、模様を打ち付ける準備完了です。
この長細い棒に描かれた模様を革に打ち付けていきます。
革に模様を打ち付けるコツは・・・
革に垂直に立てた棒をかなづちで1度だけ打ちつけます。
2度以上打つと模様にズレが生じることがあるので、1度目の力加減や模様の付け方など練習用の革で色々試していきました。
少し光の反射で見にくいですが・・・ これはてんびん座の模様ですね。
力加減も、模様の出方もバッチリです。
では、ついに本番!オリジナルのパスケースを作っていきましょう。
1. 先ずは水を塗って革をやわらかくします。
2. やわらかくした革に模様を打ち付けていきます。
3. 模様が完成すると・・・次はパスケースの面をボンドで仮止めしていきます。
4. ボンドがある程度乾いたところで・・・革ヒモでパスケースのまわりを縫っていきます。
悪戦苦闘しながらも、みんな頑張ってヒモを通していくことができましたね。
5. 全部の面にヒモが通ったところで両端を止めて・・・
6. ついにパスケースの完成です!!
限られた道具を全員で譲り合って使うなど、革細工を通して他者への思いやりや、自然なコミュニケーションの場が生まれた時間となりました。長尾先生が最後に言ってくださった事を覚えていますか?
“みんなそれぞれが作った、お金で買うことのできない「オンリーワンのオリジナルパスケース」”
~ 大事に使ってくださいね~
レザーアートプログラムの後は・・・
11月3日に行われる「とさぼりカーニバル」について話し合う時間を取りました。
のぞみでは今回「お団子」のお店を出すことになり、事前にリーダー達が考えた味付けをみんなで選んでもらいました。
グループで話し合い、その後に全体で意見を出し合い・・・
みんなで話し合った結果:
とさぼりカーニバルでは、「みたらし団子」と「チョコ団子」を作ることに決定しました。
来月ののぞみでは、11月のとさぼりカーニバルに向けて準備や練習を行います。
そして・・・活動の最後には今日の振り返りをしました。
今回ののぞみでは講師の先生をお招きしてアートプロジェクトという新しい活動の中で、道具を譲り合って使ったり作業の中で自然に仲間とコミュニケーションが生まれるなど思いやりのある時間が過ごせましたね。
来月ののぞみは第4土曜日(10月25日)に行われ、11月のとさぼりカーニバルに向けての練習や準備を行う予定をしています。
では10月も元気に参加してくれることをリーダー一同楽しみにしています。