イベント
第19回日本LD学会 in 愛知
10月9日(土)~11日(祝)に第19回日本LD学会が愛知県の愛知県立大学にて行われました。全国各地から医療・教育・福祉に携わる方が何千人と来場され、大盛況でした。
サポートクラスからも自主シンポジウムとして「学校とサポートクラス(専門機関)の連携」「LST(ライフスキルトレーニング)の最前線」の2つを話題提供しました。
「学校とサポートクラス(専門機関)との連携」では、教育現場である学校と専門家がどういう形でのタイアップが可能か、どんな効果が期待されるかなど、表現コミュニケーション学科との連携を例に話題提供しました。学校関係者も多く聴講され、これからの可能性について学ぶ時間となりました。
「LST(ライフスキルトレーニング)の最前線」では、支援学校の先生や大学で実践されている方と一緒にLSTの実践報告をする中で、アセスメント、汎化、子どもの心理ケアへの課題について、それぞれの立場から話題提供を行い、明星大学の小貫先生よりLSTのあり方や質疑をいただきました。
サポートクラスでは幼児から高校生までと幅広い層への支援をしていますが、自立・就労に向けて欠かせないのがLSTです。今回の話題提供では「学びと実践の場」をどう確保して子どもが実践できる力を高めていくか、ここに焦点をあてて話をしました。しかし、LSTをするにはまず理解する力、表現する力、SSTの土台がかかせません。特にてくてくクラスでは通年の中でこの土台部分に丁寧にアプローチしながら、LSTを取り入れていくことが大切なことだと学会を通して再認識しました。