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イベント

2010年度自立支援セミナー

  2011年1月29日、大阪YMCA会館で『自立支援セミナー~発達障害のある人の思春期・青年期に向けて、家庭でできる支援~』(YMCA総合教育センター主催・大阪YMCAサポートクラス共催)を開催し、約250名の参加者がありました。

 今年度は、亀岡智美先生(大阪府こころの健康総合センター相談診療部長、児童精神科医)と、竹田契一先生(大阪教育大学名誉教授・大阪YMCAサポートクラススーパーバイザー)のお二人をお招きしました。

 亀岡先生には、『発達障害のある子どもと家庭でどう向き合うか』について、具体的なエピソードを交えながら、本人の困り感に寄り添い、特性を理解し、共有していくことの大切さをお話いただきました。青年期、成人期を見据え、周囲が子どもの特性を理解していくことと併せて、子ども自身が身につけておく必要のあることは何かということを考えさせられる内容でした。本人のニーズと周囲のニーズをどのように、そしてどこで折り合いをつけていくかということを、ご自身がネゴシエーター(調整役)という役割を担い、お互いが無理をして何とかしようとするのではなく、“今できること”、“続けられること”を一緒に見つけていこうとされる先生の姿勢に、改めて大切なことを考えさせていただく機会となりました。

 

 

亀岡先生.JPG

 

 また、竹田先生からは、『発達障害のある子どもを学校と家庭でどう支えるか』について、特別支援教育がスタートして5年、これまでの取り組みを見直し、そしてこれからの課題についてお話いただきました。内地留学の先生方のご協力による寸劇では、本人の特性に対する周囲のかかわり方のミスマッチから、日常の中で起こりうるトラブルについて演じていただき、竹田先生から望ましいかかわり方、支援の仕方についてわかりやすくご説明いただきました。そして最後には、『特別支援教育』という言葉をご存知の先生方が増えてきている一方で、“特別扱い”として捉えられていることについて、“社会で生きる力をいつ、どこで、どのように身につけていくか“ということが重要であり、”こんな時、こうしたらいいよ“ということを繰り返し学び、”やってみたら上手くいった“という経験を積み重ねることの大切さを具体的なエピソードを交えてお話くださいました。

 

 

 

竹田先生.JPG

 2011年1月29日、大阪YMCA会館で『自立支援セミナー~発達障害のある人の思春期・青年期に向けて、家庭でできる支援~』(YMCA総合教育センター主催・大阪YMCAサポートクラス共催)を開催し、約250名の参加者がありました。

寸劇1.JPG

 今年度は、亀岡智美先生(大阪府こころの健康総合センター相談診療部長、児童精神科医)と、竹田契一先生(大阪教育大学名誉教授・大阪YMCAサポートクラススーパーバイザー)のお二人をお招きしました。

 亀岡先生には、『発達障害のある子どもと家庭でどう向き合うか』について、具体的なエピソードを交えながら、本人の困り感に寄り添い、特性を理解し、共有していくことの大切さをお話いただきました。青年期、成人期を見据え、周囲が子どもの特性を理解していくことと併せて、子ども自身が身につけておく必要のあることは何かということを考えさせられる内容でした。本人のニーズと周囲のニーズをどのように、そしてどこで折り合いをつけていくかということを、ご自身がネゴシエーター(調整役)という役割を担い、お互いが無理をして何とかしようとするのではなく、“今できること”、“続けられること”を一緒に見つけていこうとされる先生の姿勢に、改めて大切なことを考えさせていただく機会となりました。

 亀岡先生.JPG