イベント
3Y(神戸・大阪・奈良)合同 講師研修会
9月17日(祝)、関西で療育プログラムを行っている3つのYMCA(神戸・大阪・奈良)が集まり、合同で講師会を行いました。今回はその他にも京都YMCAや日本YMCA同盟からもスタッフが参加しました。
まず始めにアイスブレーキングをしました。大阪YMCAでは10月下旬からICT化の一環として、電子黒板を導入します。今回は実際に導入する電子黒板の説明を聞き、触れる中で学習やSST(ソーシャルスキルトレーニング)へどのように活用できるかを考えました。
この電子黒板は移動式のため、着脱が可能です。使いたい教室の黒板に設置することで、黒板の機能と電子黒板としての機能の両方を使いながらプログラムを行うことができます。スマートフォンのように画面をタッチするだけでパソコンの操作ができるため、子ども達の目の前で無線LANを利用してインターネットをクラスに取り入れて調べ物ができたり、手でなぞった文字が自動補正されて苦手だった漢字の書字に役立てたりと・・・、あげればきりがないくらいですが、子ども達の視覚化支援を意識した活用が色々な形でできるようになります。
その他にもタイマー機能やデジタル教材が活用できるので、情報をみんなで同時に共有できる利点もあります。大阪YMCAでは10月下旬から順次必要に応じてクラスに導入していきます。
アイスブレーキング後は、昨年から新しくなった知能検査であるWISC-Ⅳのケースカンファレンスを行いました。
検査結果をどうアセスメントし、指導にいかしていくかをグループに分かれて議論しました。言語聴覚士、臨床心理士、特別支援教育士と様々なバックグラウンドを持っている講師達が気づきを話し合い、学びあう中身の濃い時間となりました。
講師会後は有志で昼食を兼ねた交流会を行いました。YMCAらしくわいわい交流できるのはどんな内容かを検討した結果、「手巻き寿司」での交流会となりました。YMCAの講師なだけあって手際のよい準備で、交流会はスタートしました。
年に2回ほど、こうして合同での研修会が行われ、学びのひと時を持ちます。次回は2月に予定しています。