サタデークラブこだま

周りの友達に好意を持っていても、なかなかその場に合ったことばで伝える事は難しく、違う方法やことばで他の子の興味を引いてしまうことがよくあります。自分以外の友達に目を向けられるようになり、コミュニケーションをとりたいという気持ちが強くでてきていても、上手にできないとその気持ちを維持することは難しいです。

普段なかなか上手に友達にことばをかけることができないＡ君。でも今日の活動では同じクラスのＢ君は「ぼく、Ａ君と友達だよ！」と言いました。普段、そこまで接点がたくさんあったＡ君とＢ君ではなかったのですが、それでもＢ君は以前からＡ君のことが好きだったようです。それを聞いたリーダーは絵の作業でペアリングをして、Ａ君に「Ｂ君はＡ君のことが好きなんだって。友達って言っていたよ」と伝えました。その時のＡ君の表情は・・・、少しの驚きの後にうれしそうな笑みを浮かべて、「う？、うん。　え？　はい！」という返事。きっとビックリとうれしさがこみ上げてきたのでしょうね。その後も楽しそうに活動していました。

こだまクラスは活動を通じて仲間作りや「できた」達成感をたくさん味わうことを目標としたクラスです。伝えたい気持ちをその場で上手に伝えられなくても、そこにはリーダーもいてくれます。その想いは色々な形で伝える事ができますよね。これからもこんなほっこりした出来事がたくさん見られることを楽しみにしています。次回もお友達と楽しみましょうね。