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てくてくクラス

生活に必要な読解力

中学生クラスで、「同窓会の招待状をもらって会場に行くまで」という内容の課題をしました。まず、招待状を読み、「いつ」「どこで」「何時から」「会費は?」など、必要な情報を読み取ります。

 

次に、何時に会場に着けばよいか、考えます。
先生:「11時から開始だよね。何時に着けばいいと思う?」
A君:「11時でいいんじゃない?」
B君:「遅刻だよ。10時くらいだよ。」
C君:「早すぎ! 待ち疲れるぞ!」

論議が尽きないため、講師が「10分前には着くようにしましょう」と助言。一件落着。

 

次に電車の時刻表を見る練習をしました。三宮に住んでいるという設定で、何時に三宮を出発すればいいかを考えました。
時刻表を初めてみる子もいて、みんな興味津々。たしかに今はネットで簡単に検索できますからね。今日はあえてアナログにチャレンジ!
A君:「あっ! ぼく、これに決めた!」
先生:「でもそれって、休日運休って印があるよ。」
B君:「先生、時間ぴったりに到着する電車がないよ・・・」
先生:「そうだね。その前後の時間で探してみようよ。」
C君:「三宮からじゃなくて、新神戸から新大阪に行って、そこから大阪に行ったほうが早いやん!」
先生:「C君は新幹線が好きなんだよね。でも、お金がすごくかかると思うよ。」

 

初めての招待状や時刻表に奮闘しながらも頑張りましたね。
「読解」と聞くと国語的な印象がありますが、中学生になると生活で必要な読解力も大切なスキルとなります。
こんなことができるようになると友達と出かける計画も立てられたりして、余暇活動が充実しますよね。また、やってみましょう!