堺市公開研修会

8月1日（火）、堺市の教職員を対象とした公開研修会が行われ、堺市教育委員会外部専門家で大阪YMCA発達支援事業部の加藤から話をしました。約120名の先生方が参加され、学びの時間をもちました。

堺市は支援学校のセンター的機能の一環として、言語聴覚士・作業療法士の資格を持つ複数の外部専門家が堺市立の幼・小・中・支援学校に出向き、気になる子どもへの対応について教職員に助言等を行っています。また、毎年夏には外部専門家がそれぞれの専門性をいかした研修会を行っています。

今回のテーマは「通常学級や支援学級へのSST（ソーシャルスキルトレーニング）のおろし方」でした。通常学級ではグループダイナミクスを活用しつつ、少しの工夫と少しの時間の積み重ねによってSSTを実施することができます。また、支援学級では少人数でより細やかな指導を行うことができます。支援学級の仕組みが大きく変わりつつある中で、通常学級と支援学級、それぞれの環境の強みをいかしたSSTとはどのようなものかについて、YMCAで実践している教材なども提示しながら話をしました。

SSTへのニーズは年々増えていると感じています。暑い中で多くの先生方にご参加いただき、ありがとうございました。