サマープログラム:アンガーマネジメント&レジリエンス
8月10日(土)、小学4年生~高校生を対象に、「アンガーマネジメント&レジリエンス」をテーマとしたサマープログラムを実施しました。講師はアンガーコントロールスペシャリストの前田貴史先生です。
感情調整は様々な年齢の子どもたちにとって課題でもあり、保護者が悩む内容にもなっています。特に小学校高学年以上になると、対人関係だけでなく、進学や就職にも大きな影響を与えます。
しかし、怒らない人生を送ることは難しいため、今回のプログラムでは、「怒らないための学び」ではなく、「正しく怒る方法を知る」ことを中心に学びを深めました。
まず、「怒る」とはどういうことかについて考えました。怒るとは、「『もの』『人』『自分』を壊してしまう」ということ、だから「怒るとしんどくなる」のは、「自分を壊している」ことにもなるということを学びました。そして、「自分の特性を知る⇒怒りの性質を知る⇒どのような伝え方があるのかを知る」ついて学び、さらに、怒りづらくなるための体質改善の基本は、「生活習慣(食事や睡眠)」も大切であることを学びました。
プログラムの後半では、ロールプレイやゲームを通じて怒りについて考えることや、実践を通じて他者との怒りの感じ方の違いを体験しました。
学びで得たスキルをぜひ家や学校、日常生活でも役立ててください。