サマープログラム:自由工作~SDGs エコ貯金箱を作ろう~
ほとんどの小学校の夏休みの宿題の1つ「自由工作(貯金箱づくり)」を、サマープログラムとして2日間かけて実施しました。
講師は、大阪YMCAの高校の1つ"表現・コミュニケーション学科"の美術を担当している長尾聡先生です。
まずは、SDGsについて、皆で学びました。
プログラム前は、2時間座ってられるかな、気持ちのコントロールができるかなと保護者からの心配の声もありましたが、皆真剣に、自分の意見を言う、相手の意見を聴くことを大切にしながら過ごすことができました。
その後は、材料選び。
エコということで、飲んだ後のペットボトルや紙パックを再利用。
ペットボトルを選んだらこんな作品ができるよという講師のアドバイスを聴きながら、一人ひとり自分のイメージする貯金箱を作るためには、どっちが適切か考え選びました。
そして、紙粘土を使って形づくり。
ひびが入ったり、上手く形が整わなかったり、イメージ通り作り合いけれどできない。
でも、周りから「上手!」「すごい!」と言われると、自分のイメージ通りではなくても受け入れていく子どもたち。
また、どんな風にしたら上手くいくのか周りを見て行動する参加者も。
一人ではなく、皆でやるからこそできることがあります。
1日目は、紙粘土での形づくりで終了。
2日目は、固まった紙粘土に色を塗っていく作業です。
まずは、色の三原色を学び、どんな色と色を混ぜると良いか考えました。
これまた、実際に色を作るとなると難しい。
もっとこんな色にしたい!どうしたらいいの?と悩んでいると、隣の子が「白色混ぜたらいいんじゃない」とアドバイスをくれたり。
お互いの気持ちを尊重しながら声を掛け合う姿に、あたたかい空間ができあがっていました。
最後にプログラムを受けた感想を聞くと、「こんなプログラムだったらまた受けたい」「楽しかった」「自分の思うようにできた」など嬉しい言葉をたくさん聞くことができました。