「乳幼児期のことばの育み方」 ぶどうの木講演会
大阪YMCAでは、大阪市より委託を受けている子育て支援室「ぶどうの木」があります。日々、近隣から多くの乳幼児と保護者が集い、様々な交流や学びを行っています。また定期的に子育て支援講演会を開催しています。
毎年この時期には、「乳幼児期のことばの育み方」をテーマに開催しており、大阪YMCA総合教育センターの加藤義弘(言語聴覚士)から話をしています。今年で11回目を迎え、多くのご家族、そして大阪YMCAの保育園で勤務している保育士が参加し、学びの時間をもちました。
子育てしていく中で、親としては子どものことばの発達はとても気りやすく、ことばに関する相談もとても多いです。
ことばを話すようになるまでには多くの「準備」が必要であり、出産から1年をかけて、乳児はたくさんの準備を経て初語を獲得していきます。
また、「わかること」と「言えることば」では比重が違い、まずはわかることを増やす関わりが大切になってきます。
どのような関わりがことばを促すことにつながるか、今回の話から多くの学びと気づきが生まれ、今日からの子育てに役立ってもらえたらうれしく思います。
大阪YMCAは発達支援に関わる様々なプログラムを実施しており、言語、心理、教育に精通した様々な専門家が在籍しています。今後もこのような連携プログラムを地域の皆様に提供していきたいと思います。