サタデークラブひかり 1月例会
1月18日、2020年最初のひかりの活動を行いました。
今日のメインの活動は、グループで「パタパタクイズ」を作ることです。
パタパタクイズは、二枚の紙をくみあわせて作ります。3つのヒントを見せたら、2重になっている奥の紙を左右に引っ張ります。すると...
このように答えが出てくる仕掛けになっています。
問題文を考えることはもちろん、用紙を切って組み立てる作業もすべて、グループの仲間と協力して行います。今回の活動は細かく地味な作業が続き、すべきことがうんと分かりづらいです。「協力し合って良い作品を完成させること」、そして「グループのために自分ができることを考えること」を意識して、今日も楽しく学びましょう。
制作を始める前に、今日の活動で意識すべきことについてみんなで考えます。まずはクイズの例をいくつか見て、クイズの問題文をどのように考えるべきか、意見を出し合いました。
・「むずかしすぎる問題文にしない。」
・「答えをしぼりきれないような問題文にしない。」
・「自分勝手に決めない。2人で作る。」
・「自分の意見を押しつけ過ぎない。」
など、クイズに答える側の視点から様々な意見が出てきました。
次はリーダーのロールプレイを見て、どのように取り組むといいのかを考えます。
・「自分の意見ばかり、相手の意見ばかりにならないようにする。」
・「協力しあって楽しくせい作する。」
・「ゆずりあう。やさしくする。」
・「グループのメンバーを名前で呼び合う。言葉づかいに気をつける。」
などなど、グループの一員として責任を持って取り組むうえで、大切な気づきがたくさんありましたね。
ここからは、グループに分かれての作業です。まずは、リーダーに渡された紙に書かれていることば(これがクイズの答えになります)を見て、問題文を作ります。
ヒントは3つだけ...。考え込みすぎてなかなか話し合いが進まないグループもありました。
そんな中、あるグループは、思いついた問題文をとりあえずすべて書き出していき、そこから厳選することにしました。すると、それを知ったほかのグループもその方法を取り入れ、積極的に意見を言い合えるように...。
遠慮してしまいがちな子が発言できるようになっただけでなく、意見が分かれた際、相手の受け入れがたい内容も取り合えず書く、という形で互いの考えを受けとめ合うことができるようになりました。
リーダーから作り方を教わったら、いよいよ作業に入ります。
作り方プリントを見ながら、自分たちで用紙を切り、組み立てていきます。時にはリーダーに助けを求めながら、全員が最後まで参加できていたことがとてもよかったです。
出来上がった作品はみんなの前で発表。それぞれの色が出たユニークな作品に仕上がりました。
最後は記念に、持ち帰り用の作品を一人一つずつで作りました。思い思いに好きなクイズを考え、描いていましたね。
出来上がったクイズは、メンバー同士披露しあったり、リーダーや保護者の方にも見せたり...。
作り方プリントを見ながら、お家でもぜひ作ってみてくださいね。
次回のひかりは2月22日。またみんなに会えるのを楽しみにしています。