サタデークラブひかり 2月例会
2月22日、ひかりの活動を行いました。
今回は「取り組む姿勢を意識すること」、そして「自分自身についての理解を深めること」を目標に館内オリエンテーリングを行いました。
今日もいつものようにメンバー全員での取り組みからスタートです。
まずは、〇×クイズで基本的なマナーについておさらいしてから、今日の本題である"自分自身の取り組み方"について考えます。
例えば
・「グループで行動する」とは、どういうことなのか
・頑張ったのに上手くいかなかったときは、どうしたらいいのか
といった内容について、
・代表を決めるときは、みんなで話し合って決めるといい。
・意見がぶつかったら友達にゆずって、自分は応援をする。
・失敗してしまったときは、励まし合う。あきらめずに頑張る。
・仲間が上手くいかなかったときは、ギャグを言って笑わせてあげたい。
など、それぞれの意見を発表し合い、さらに考えを深めました。
その後、グループに分かれて、いよいよオリエンテーリングスタートです。
今回も指令書をもとに館内をめぐり、様々な課題に取り組みます。
例えば、ウェルネスの受付窓口では...
なんと腕相撲にチャレンジ!
大人の男性を相手に、みなさん果敢に挑戦しますが...。やはり、そう簡単には勝てません。
グループみんなで話し合った後、スタッフさんにも交渉して今度は女の子二人で再挑戦してみます。
「がんばれー!」ほかのメンバーも応援しますが、残念ながら再び負けてしまいました。
そして、残された最後のチャンスは、グループ全員で力を合わせて挑みます...!
「やったー!!」ついに勝つことができました。
すると、スタッフからみなさんに、「勇気がある」「話し合って決める」「仲間と協力する」の3つのメダルが...。
このように、今回は課題を達成できると、取り組む姿勢についてのメダルをもらうことができるのです。
さて、この後も館内をめぐり、
・「粘り強く取り組む」「集中する」「自分の気持ちを落ち着かせる」
・「頭が柔らかい」「じっくりよく考える」「ヒントを上手に取り入れる」
などなど、各グループ計12種類のメダルを獲得しました。
これらのメダルは、全員に一枚ずつ用意されていますが、今回の目的は自分自身について理解を深めること。
教室に戻ってから各自で今日の取り組みを振り返り、より自分にふさわしいものを選抜してもらいました。
高学年・中学生になるにつれ、意識するようになるのが自分と人との"違い"。自分自身や他者をより深く理解し、上手に関わって生きていくための大切なステップです。
今回はその第一歩として、自分ができていることについて考えてもらいました。
*最後に...*
今回のオリエンテーリングでは、館内のスタッフだけでなく、ステップアップクラスに在籍する中高生のみなさんにも協力してもらいました。
担当してもらったのはクイズのコーナー。台本にはないやりとりや、ヒントを出すタイミングなど、ひかりのメンバーをよく見て関わってくれていました。
初対面かつ年の離れた相手とのやりとり。めったにないプログラムの垣根を超えたコラボレーションでしたが、お互いにとっていい学びとなりました。
ステップアップクラスのみなさん、ありがとうございました。