サタデークラブひかり 9月例会
9月26日、ひかりの活動を行いました。
今月9月は防災月間です。
そこで、防災をテーマにした活動を行いました。
今回の目標は、
① 仲間と譲り合う
② 少し先のことを考えて行動する
です。
前半のワークはクイズです。
・地震のとき、固定していない家具の近くにいたら...
・料理中に地震が起きて、火を止めようとしたら...
提示された場面の"その先"をみんなで予想した後、"そうならないためにはどうすればいいのか"を考えました。
クイズの中には、「大きな地震の後は道路が使えなくなって、町のお店から品物がなくなってしまうかもしれない」といった内容もありました。
想定外の事態が起こったときこそ、周囲の人と譲り合うことが大切であるということを確認できました。
教室を移動し、後半のワークです。
みなさんには、ひかりの活動中に大きな地震が起こったという設定で、この部屋での過ごし方を考えてもらいます。
新聞紙やペットボトルなどの工作に使えそうなもの、前回使用したカプラが教室にあるので使えますが、それらの材料と場所は、仲間と譲り合って使わなければなりません。
まずは、自分がどんなふうに過ごしたいかを考えます。
・友だちと遊んで過ごしたい。
・歌って気を紛らわせたい。
・静かにひとりで過ごして心を落ち着かせたい。
・ゴロゴロ寝ていたい。
それぞれ違った理想の過ごし方があることがわかります。
リーダーからのヒントは「"みんなが"居心地よく過ごせることを考えてみてくださいね」。
この後は制作タイムです。
自分が考えた過ごし方をするために必要なものを作っていきます。
周囲の仲間と話し合い、スペースを分け合ってから制作を始めたものの
制作に夢中になると、少しずつ隣の敷地にはみ出していくみなさん...。
そこで、あるグループでは、自分の敷地を守るための間仕切りを各々作り始めました。
互いを見ながら制作しているうちに、新しいアイデアがわき、想定していなかった材料が必要になる場面もしばしばありました。
そんなときは「これ、もらってもいい?」と上手な交渉・譲り合いができていましたね。
さて、もう一方のグループは、小物にこだわっていました。
これから迎える夜に備えて、枕や布団、上着などを作っています。
中には仕掛けつきのものまで...!
一人ひとりの個性がよく出ています。
さて、最後は実際にその場で少しの間、過ごしてみました。
すると、あれ...?
結局ほとんどのメンバーがきれいに寝てしまいました。
初めの予定とは大きく変わってしまいましたが、 なんとも微笑ましい結末でした。
次回のひかりは10月です。
譲り合う気持ちを忘れずに、後半の活動もみんなで色んな事に取り組んでいきましょう。