サタデークラブひかり 10月例会
10月24日、第5回目のひかりの活動を行いました。
今年度の「ひかり」も、今回で折り返し地点。
集団での活動を楽しむこと、そのためのルールやマナーを意識することには、みなさんかなり慣れてきましたね。
今回は、そこからもう一歩進んで、
「近くの仲間をよく見る」を目標に『館内オリエンテーリング』を行いました。
みなさんには、大阪YMCAの建物の中をめぐり、
・ひかり以外の人との関わり
・協力し合って答えを出すこと
・仲間と意見をそろえること
を経験してもらいます。
そしてこれらの活動を通して、"近くの仲間"の良いところを探すことが、一番のテーマです。
前半のワークはクイズです。
教室の外でのマナーに加え、仲間の良いところを探すためのポイントをおさえます。
続いて、今日のグループと、良いところ探しの相手の発表です。
短い時間で一人ひとりが活躍できるよう、今回は2~3人と少なめのメンバー編成です。
この時点では、メンバー同士のやりとりが少ないグループがほとんどでしたね。
いよいよ、オリエンテーリングが始まります。
一つ目の課題は、
ステップアップクラスの高校生に勇気を出して声をかけるというものです。
みなさんには、授業中のクラスに入り、挨拶をして、次に行く場所を聞いてきてもらいました。
事前の作戦会議では積極的にアイデアを出していたものの、いざ高校生を目の前にすると緊張してしまうメンバーや、普段はおとなしくしているけど勇気を出して声をかけられるメンバーなど、意外な姿も見られました。
二つ目の課題は、まちがい探しです。
表現コミュニケーション学科の受付に行き、課題をもらいます。
一つ目の課題で考えたセリフを参考にしながら、みなさん上手に声をかけられていました。
話し合いや人前に出ることに苦手意識があるメンバーも、間違い探しで大活躍してくれていましたね。
最後は、チームのメンバーと"以心伝心ゲーム"です。
リーダーが出したお題から連想したことばを「せーの」で答え、他のメンバーと一致すればOK。
「本当は○○って答えたいねんけど、みんなは△△って言うんかなぁ。」
と、仲間の考えを読んで取り組もうとする姿勢が見られました。
見事、3つのミッションをすべて達成できた皆さん。
教室に戻って、それぞれのいいところカードを作ります。
何を書けばいいかが分からないメンバーは、事前に配布したプリントを参考に取り組んでいましたね。
写真の内容以外にも、
「自分が言いづらいセリフを代わりに言ってくれて嬉しかった。」
「少し仲良くなれたのが嬉しかった。」
「まちがい探しで、いくつも見つけていて頭が柔らかいと思った。」
などの意見もありました。
今日は、"自分か楽しめたかどうか"とはまた少し違った視点で、活動を振り返ることができましたね。
自分以外の人の長所や頑張りに気づけることによって、
相手だけでなく、自分自身の理解も深まっていくのだと思います。
最後にはカードを交換し合いました。
次回のひかりは12月です。
元気なみなさんにお会いできることを楽しみにしています!